原色の国、ケニア。野生の動物たちの息遣いを感じられる場所。
ジャンボ!
たびはれです。
映えある第一回目は、私が死ぬまでにもう一度訪れたい国、第一位!(個人的に)
アフリカ大陸の野生動物の王国、ケニアです。
仕事で訪れたのはもちろん、新婚旅行で訪れた思い出深い国なのです。
ケニアの魅力はなんといっても国立公園でのサファリ!
野生動物たちをゆったり流れる時間の中で観察しましょう。
ぽれぽれ~はくなまたた~
ディズニー映画のライオンキングの世界がそのままそこに広がっているケニア。
いえいえ首都ナイロビは都会です。
しかし、ナイロビから車で少し走ればすぐに大自然が目の前に。
日本の日常とはかなりかけ離れた体験ができる場所が広がっています。
目次
ケニアってどこにある?どんな国?
ケニアは広いアフリカ大陸の東側に位置しています。
南にはアフリカ大陸最高峰のキリマンジャロがそびえるタンザニアがあります。
そして日本にはない赤道が国を通っており、赤道直下の国でもあります。
アフリカ=暑そう、サバンナ=暑そう。
といったイメージがあるかもしれませんが、首都のナイロビは標高が約1600メートルの場所にあり、1年を通して過ごしやすい気候なのです。
また、時期にもよりますが乾燥しており、朝晩と日中の気温差が激しく日中半袖で平気でも夜になると毛布や湯たんぽがほしくなるほど寒くなることも!
日本の約1.5倍の面積を持つケニア国内には、日本にはない景色が、それはそれは壮大に広がっています。
ケニアに行く方法。ビザは必要?
日本からケニアへは残念ながら直行便がありません。
アジアを経由、ヨーロッパを経由、中東を経由など、他の国の都市を経由していく必要があります。
代表的な経由地はソウルやバンコク、ドーハやドバイです。
ちなみに筆者はバンコク経由とドーハ経由で行ったことがあります。
便によっては乗り継ぎ時間がものすごーく長くなることもあるので、経由地もついでに観光しちゃいたいなと思えるところを選ぶといいかもしれません。
上記にあげたは経由地は空港が広くお店も充実しており、エアポートホテルがあることもあります。
経由地で外へ出るのが不安な方はラウンジを利用したり、ホテルを出発時間まで利用したりするのもおすすめです。
ビザは必要?その方法は?
ケニアに観光で訪れる際、事前にビザ取得が必要です。
ビザは駐日ケニア共和国大使館のホームぺージからオンラインで申請が可能です。
また、ケニアへ行く際は黄熱病の予防接種が必須ですので、必ず予防接種を受けてから行くようにしましょう。
予防接種を受ける検疫所や機関は以下から確認できます。
いずれも、行く前に必ず問い合わせてから受けに行きましょう!
ケニアのベストシーズン
ケニアには乾季と雨季があり、一般的には7月ごろ~10月ごろの乾季が動物も活発で観光しやすいと言われています。
ただし、一概にはいえません。
実際7月中旬に行った際、ケニアの北半球側に位置する国立公園は動物があまり多くおらず、見つけるのに時間がかかりました。
また、2月や3月も雨が少ない時期で、かつ繁殖期ということもあり動物の赤ちゃんが比較的多くみられる時期でもあります。
どの国立公園に行ったみたいのか、事前にしっかりリサーチしてベストなタイミングで行きたいですよね。
どの時期も朝晩は冷え込むためしっかりとした防寒具が必要です。
例えばサファリはだいたい日の出ごろから出て行ったん昼に宿泊施設へ戻る。
その後また夕方ころから出て日の入りごろに戻ってくるのですが、日の出や日の入りごろは本当に肌寒いです。
サファリカーは動物を見るためにルーフが開いていますから、よけいに寒いです。
ただしお日様があがると太陽の偉大さをじりじり感じますので、帽子や日焼け止めもしっかりしたいところ。
体温調整可能な脱ぎ着しやすい服装を心がけましょう!
サファリを楽しみたいおすすめ国立公園
1.サンブル&バッファロースプリングス国立保護区
ケニアの北半球側に位置するサファリ好き一押しの国立保護区!
ここでしか見られない動物がいるからなのです。
特にサンブル5と呼ばれる5種類の動物はここで是非見ておきたいもの。
それは、日本の動物園でよくみられるアミメキリン、首の青いソマリダチョウ、縞模様が細いグレービーシマウマ、立って木の葉を食べる姿が印象的なゲレヌク、ベイサオリックスの5種です。
青い肌のダチョウはインパクト大!
2.ナクル湖国立公園
フラミンゴが多数生息するピンク色の湖を有する国立公園。
サファリは一般的に宿泊施設からサファリカーを降りることはほとんどないのですが、この国立公園の湖畔では一部サファリカーを降りて散策できるエリアがあります。
また、ここには白い靴下を履いているように見えるウガンダキリン(ホワイトソックス)や、クロサイなども生息しています。
3.アンボセリ国立公園
アフリカ大陸最高峰のキリマンジャロを眺めながらサファリができる国立公園。
アフリカゾウの生息密度がケニア一と言われており、雄大なキリマンジャロをバックに像の群れが歩く姿は感動的です。
またこの国立公園ではアミメやウガンダではない、マサイキリンが見られます。
模様が違うのでよく観察してくださいね。
4.マサイ・マラ国立保護区
ケニア王道の国立保護区、そしてケニアで最も多くの種が生息しているともいわれるマサイ・マラ国立保護区。
南には国境を挟んでタンザニアのセレンゲティ国立公園が広がります。
7月ごろにはヌーの大群がタンザニア川からケニア川に移動してきます。
川渡を見たい方は時期を見定めていく必要があります。
また、百獣の王ライオンにはほぼ100パーセント出会えるともいわれている国立公園でもあるため、大変観光客が多い公園です。
原色の国、ケニアのまとめ
ご紹介した国立公園や保護区以外にもまだまだ野生の動物が生息している国立公園や保護区があります。
そして、全部が魅力的ではありますが、一つ一つのエリアが広く、またその間の距離もかなりあります。
超小型機の国内線(私が乗ったときは10人未満・・)で移動するのもひとつの手ですが、旅行の日程に合わせていくつかエリアを絞った方がじっくりとサファリを楽しむことができます。
個人で行く場合にはどうしても移動がチャーターになってしまい、旅行代金もぐっと上がってしまうことがあります。
旅行会社が企画しているツアーなどに参加する方が効率よく周ることができるかな、と感じました。(個人・ツアーどちらも行きました)
また、宿泊施設も高級ロッジからテント泊まで様々あり、どういった旅にしたいかにも変わってきますね。
私は以前テレビでちらっとみた夜空を眺めながら寝ることができる宿泊施設にいつか泊まってみたいですね。
ロッジであってもテントコテージ式の所もあります。
夜中に動物の声がより身近に感じられるのでスリル感が味わえます。
実際、朝方何かしらの動物がすぐコテージのそばにいてドキドキしました。
(おそらくあれはプンバだった、と思いたい。)
日本では体験できないようなことが盛りだくさんなケニア。
知人からは「毎日サファリなんて飽きないの?」なんて言われましたが、動物の姿は毎日違いますし、出会える動物も毎日違います。
ヌーやシマウマに至っては最終日近くになるともはや隣人のように当たり前にいますがw。
サファリは美しい世界だけでなく、時には弱肉強食の厳しい一面を垣間見ることもできます。
サークルオブライフ。
人間はそこにははいっていませんから、サファリはマナーを守って、静かに楽しみましょう!
現在は新型コロナウィルスの拡大で、自由に海外旅行はできない状況ですが、頭の中で飛行機手配からビザ手配、宿泊手配など想像して脳内旅行に出掛けましょう。
実際に旅行へ行けるようになった時にはぜひその目で、その肌でアフリカの大地を感じに行ってみてください。
新型コロナの収束と世界中の平和と健康を祈って。
ケニアを舞台にした映画です。おうち時間にどうぞ!↓