アラビアンナイトの世界?ペルシャ絨毯の国、イラン。
さらーむ!
たびはれです。
更新がなかなか進まずにうずうず、やきもきしております。
私、現在は在宅の仕事をしながらブログを書いており、また子育てもしていることからなかなか自分の書きたい記事を書く時間が・・・。
ところで今コロナウィルスがこれだけ世界中に広まってしまい、次はいったいいつ旅に出られるのだろう、という感じですが、私個人としては結婚、子供誕生ののちは本当に難しくなりました。
そもそも長距離の飛行機移動が子供には苦痛ですよね。
子供が3歳、2歳だったころに上海旅行に親戚の大所帯で行きましたが、その片道3時間程度ですら不安でした。(結果行きも帰りもおとなしかったのですが。)
さて、そんな話はさておき、今日ご紹介したいのは私の大好きな中東の国、イランです。
なんとなく世界のニュースなどでイメージがあまり良くないイランですが、国内には歴史的な遺跡や建造物など日本にはない中東の国特有の素晴らしい景観があります。
今回はそんなイランをご紹介します!
まだまだ気軽に旅ができる日は遠い、そんな中でも旅する心は忘れずにいたいですねー!
目次
イランってどんな国?どこにあるの?
イランは西にイラク、北にトルコ、アルメニア、アゼルバイジャン、トルクメニスタン、東にアフガニスタンとパキスタンに囲まれています。
北にはカスピ海、南にはペルシャ湾があり海にも山にも恵まれている国なのです。
なんとなく中東の国=砂漠をイメージして暑い国なのかなと思われがちですが、首都のテヘランは標高1200メートルと高い場所に位置しており、冬には雪が降ります。
また、テヘランにはスキー場もあります!
さらにテヘランの北には4000メートル級の山々がそびえ立ち、テヘランから少し北に行ってもスキー場があります。
イラン国内の場所にもよりますが、テヘランの気候は比較的四季を感じられるものになっています。
また、夏は暑くても乾燥しているため日陰はひんやり。
現地の人は親日派の人が多く、ほとんどの国民が日本のドラマ「おしん」を知っています。
女性は服装に制限あり!
イランは国教としてイスラム教を定めています。
そのため、女の人にはドレスコードがあります。
- 髪の毛を隠すためのスカーフをかぶること
- 体のラインが見えないような服を着ること
- 足首は見せない
などです。
実際は首都テヘランと地方の都市などでも大きく違っており、首都テヘランの若者の格好には「それでOKなの?」といった格好をしている人もいます。
またその年によって流行りなどもあって、スカーフのかぶり方や前髪の出し方など様々です。
街を見渡すと女性と男性が一目瞭然なのも面白いですね。
世界はダイバーシティの流れがありますし、LGBTなどが広く知られ受け入れられている国がある今、とても珍しい景観かもしれないです。
朝はモスクが目覚まし代わり?
宿泊したホテルにもよりますが、だいたい街のモスクから朝の5時ころ(夜明け前)になるとアザーンと呼ばれるお祈りの呼びかけが始まります。
それがモスクについている拡声器からガンガン流れます。
お祈りの時間を知らせるものなので、聞こえないと意味がないのですが、アザーンが聞きなれない人からすると歌のような呪文のようなアザーンでびっくりして目覚めるなんてことも。
イランに行く方法は?ビザは必要なの?
イランへ行くには以前はイラン航空が成田に就航しており、乗り換えずに行けたのですが、現在は直行便はなく他の国の都市で乗り換える必要があります。
ドバイやドーハ、イスタンブール、ヨーロッパの都市などを経由して行きます。
私個人はトルコ旅行のあとテヘラン入りしたりしました。
せっかく行くなら近隣の国もちょっと覗いてみてもいいかもしれませんね。
ビザについて
さて、ビザですが、これは必要です。
ビザ取得までの時間が割とかかりますので、必要な書類など事前にしっかりと調べておきましょう。
参考:駐日イラン大使館HP
https://japan.mfa.gov.ir/jp/GeneralCategoryServices/10523
イランの観光都市をご紹介
イランと言っても面積が日本の約4.4倍!
とても広いですよね。
魅力的な街が多いのですが、今回は3つに絞ってご紹介します!
1.テヘラン
イランの首都、テヘランは日本でいう東京に当たります。
どの都市よりも都会で、高層ビルもあり、おしゃれなカフェやショッピングモールもあります。
車の数はすごく、渋滞はしょっちゅうおきます。
そのためほこりっぽいです。
テヘラン内のおすすめ観光スポットはこちら。
ゴレスターン宮殿
世界遺産に登録されているこの宮殿は別名「鏡の宮殿」と呼ばれています。
その名の通り鏡を多く使われた内装で、中に入ると外の光を反射してきらきらと輝いています。
テヘラン最古ともいわれているガージャール朝時代の建物で、当時の豪華絢爛さをうかがうことができます。
絨毯博物館
テヘランで私個人が大好きな場所です。
1978年の革命直前にできた博物館で、中には100以上もの絨毯の展示があります。
ペルシャ絨毯のきめ細かい柄が私は大好きで、素晴らしい芸術作品が多数展示されているこの静かな空間が忘れられません。
植物から動物、幾何学模様など様々な柄の絨毯がずらりと並ぶ姿も圧巻です。
宝石博物館
イランの銀行の地下金庫にある博物館で、一切の撮影が許可されていません・・・。
中には3000個以上のダイヤがついている王冠や、純金と宝石で作られている地球儀などがあります。
この博物館、週の半分くらいがお休みなため旅行の日程が合わないと入れないのです・・。
しかも時間も限定的。
世界最大級のピンクダイヤモンドも展示されており、是非一度は見てみたい場所です。
2.エスファハン
言わずと知れたイランの観光都市です。
この町にはキリスト教徒が住んでいるジョルファー地区という場所があり、モスクではなく教会があります。
なんといっても有名なのはエマーム広場ですね。
イランの世界遺産の代表とも言える場所です。
青いタイルの美しいマスジェデ・エマームやマスジェデ・シェイフ・ロトフォッラーを見渡すことができ、噴水が美しい広場です。
3.シーラーズ
バラの街として有名なシーラーズは、イランの南部に位置している町です。
この町からはイラン最大の見どころと言ってもいい世界遺産のペルセポリスへアクセスできます。
シーラーズの街にも見どころはいっぱい。
イランの偉大な詩人として知られるハーフェズやサアディーが眠るハーフェズ廟やサアディー廟、エラム庭園などがありあす。
たびはれ個人的一押しは、レンガ造りの美しいバザールであるバーザーレ・ヴァキールです。
アラビアンナイトの世界?ペルシャ絨毯の国、イラン。のまとめ。
書いているだけで今すぐ行きたくなってしまいました。
せめて脳内でいますぐGOしたいと思います。
イランは治安的に危ない場所がない、とも言えない国ですが、しかし見どころの多い国でもあります。
北のタブリーズという街、カスピ海沿岸の街、マシュハド、ヤズド。。。
どこもその街特有の魅力があります。
徐々にそれぞれの街についての紹介記事もアップしていく予定ですのでお楽しみに!!