お酒も食事も美味しい!ヨーロッパと中東のはざまにあるコーカサスの国アルメニア。
バリ オール!(アルメニア語でこんにちは、とはこう言うそうです)
たびはれです。
自粛生活のまま4月が終わろうとしていますね。
東京の感染者数が毎日気になりますが、皆さんの生活環境はどうでしょうか。
幸いたびはれは地方?に住んでおり自粛ムードではありながらもあまり緊迫感はないように感じます。
しかし大型ショッピングモールなどは休業中。
屋内施設や図書館もやっていないので、お天気が悪いと子供たちとひたすら家の中といった感じです。
さて、そんな時でも旅する心は忘れたくないですよね。
いつか落ち着いたらまた世界へ!
そして実際に行けない方も心の中や頭の中で美しい景色に自らを置く想像をしてみてください!
今回はたびはれのお気に入りの国の一つ、アルメニアをご紹介します!
コーカサス地方って聞くとどこらへん?ってなる方が多いかもしれません。
コーカサス地方の国はアルメニアの他、アゼルバイジャンやジョージアを含みます。
👆これアララト山です。
雲に隠れてなかなかきれいに撮れませんでした・・・。
あまり海外旅行先としては主流ではないですが、小さい国ながらとても魅力ある国です!
それでは行ってみましょう!
目次
- アルメニアってどんな国?どこにあるの?
- アルメニアに行く方法は?ビザは必要?
- アルメニアの美味しいごはんたち!
- アルメニアのおすすめ観光スポット
- お酒も食事も美味しい!ヨーロッパと中東のはざまにあるコーカサスの国アルメニアのまとめ
アルメニアってどんな国?どこにあるの?
アルメニアは西にトルコ、北にジョージア、東にアゼルバイジャン、南にイランがあります。
私は個人的にイランから陸路で訪れたのが1度、お仕事で1度ジョージアから陸路で入国したことがあります。
コーカサス地方と言われるのは、ジョージアの北側に位置するコーカサス山脈のふもとに広がっているからです。
ちなみに四方を四か国に囲まれているアルメニアですが、東西のトルコとアゼルバイジャンとは歴史上関係が対立しており、アゼルバイジャンーアルメニア、トルコーアルメニア間は抜けられません。
ジョージアとイランとは関係が良好なので陸路で向かう場合は南北どちらかから行くと良いです。
歴史上のお話に飛ぶと長くなってしまうので、今回は割愛いたしますね。
さらっというと、ナゴルノ・カラバフ問題が根深いのです・・・。
アルメニア、国土としては関東地方から東京を引いたくらいの大きさしかありません。
また海がない国ですがセヴァン湖という大きな湖があります。
夏には避暑地として泳ぎに来る人もいます。
緑豊かな雰囲気の良い国ですよ~。
言語はアルメニア語!
旅をする上で気になるのは言葉。
英語が通じるのか、気になりますよね。
ある目には独自のアルメニア語というのがあります。
文字も独特な文字なんです。
例:Բարի օր(バリ オール)
→こんにちは、という意味です。
実際旅をして感じたことは、首都エレバンは英語が通じることも多くありましたが、少し離れると英語表記もほとんどなく、英語が通じない人も多数いました。
たびはれ、現地で隣国のビザをとるために大使館に行かなければならないことがありました。
地元のバスに揺られて行きましたが、とにかくどこで降りるのかがさっぱりわからない!
しかしドライバーさんが優しく教えてくれたのです。
心のほっこりする旅エピソードです。
首都エレバンに関しては治安もそんなに悪くないです。
夜道出歩くことも可能でした。
しかし注意することに越したことはないですね。
人気のない場所や暗い小道などには近づかないことをおすすめします。
アルメニアに行く方法は?ビザは必要?
飛行機は乗り継いでいこう
日本からアルメニアへは残念ながら直行便がないので、他の国の都市で乗り継いで行きましょう。
モスクワやドバイ、その他ヨーロッパの都市など様々な経由方法がありますので、お値段や好みの国を選んでアルメニアまで行きましょう!
ちなみにたびはれは飛行機はモスクワ経由でした。
ついでにモスクワ観光して帰ってきたのでちょっと得した気分でした。
乗り継ぎ時間によっては半日観光などできてしまうこともあるので、興味のある国でのトランジットがおすすめです。
ビザについて
アルメニアへの旅行にはビザは不要です!
ただし、経由地等でビザが必要な場合は注意してください。
またビザというのは時代により変わっていくものであるため、実際に行かれる際には再度確認してくださいね。
参照:駐日アルメニア大使館HP
アルメニアの美味しいごはんたち!
アルメニアのごはん、実はとっても美味しいのです!
そして南の国イランでは食せない豚もここでは食べることができます。
イランでは飲めないお酒もです。
なので、イランから陸路で入った時にはなんだかわーーー!!となりましたね(笑)
ここではアルメニアの美味しいご飯をご紹介します。
豚のホロバッツ
シシカバブと言えばお判りでしょうか、こちら豚のシシカバブです!
アルメニアではホロバッツと言います。
よ、よだれが出てきてしまいます。。。
とてもジューシーで美味しかったのを覚えております。
こちらは羊だったかな。
ドルマ
つづいて肉詰め料理ドルマです!
ブドウの葉などにくるまれた肉詰め料理、いわゆる日本のロールキャベツみたいなやつです。
お米も中に入っていたかな、詳細ちょっと忘れてしまいましたが・・・
これまたおいしい!!
アルメニアの料理は全体的に味付けも辛すぎたりすっぱすぎたりせず、日本人の口に割と合う料理が多いです。
ブランデーやワインも美味しい!
アルメニアにはアルマニャックと呼ばれるアルメニア産のブランデーがあったり、ワインも美味しいので、美味しい食事と共にお酒も楽しむことができます!
アルメニアから見えるアララト山の名をとったブランデーは特に有名で、世界に出荷されています。
アルメニアのおすすめ観光スポット
ここからはアルメニアのおすすめ観光スポットをご紹介します!!
程よく田舎の雰囲気が漂う首都エレバン、街を離れて見えてくる歴史的な建造物、大きなセヴァン湖!
見所は小さい国ながらたっぷりです!
首都エレバン
首都エレバンはコンパクトな都市であり、アルメニア最古の街でもあります。
市内にはカスケードと呼ばれる小高い丘があり、お天気が良ければここからアララト山を望めることも。
歴史博物館やトルコの虐殺の歴史を物語るアルメニア人虐殺博物館など、見所はてんこ盛り!
美術館やオペラハウスなども市内中心部に位置しています。
また、週末には蚤の市が開かれています。
それがとっても楽しかった!
ここでしか手に入らないハンドメイドの物も手に入ります~
セヴァン湖
エレバン市郊外には歴史的な教会や遺跡が数多く残っています。
市内からの日帰りツアーや半日ツアーなども沢山あります。(英語ガイドでしたが・・)
1つ目はセヴァン湖、アルメニアで一番大きな湖です。
また世界の大きな湖の中では高所にあるらしいです。
ここは夏には避暑地にもなる場所で、現地の人にも人気の場所です。
湖畔の小高い丘には9世紀頃に建てられたセヴァン修道院があります。
こぶりながら趣のある造り、そしてアルメニアの十字架の碑=ハチュカルがあります。
修道院までの道には露店のお土産屋さんも。
ハチュカルをかたどったものもありました。
ガルニ神殿
こちらは紀元前3世紀頃のヘレニズム建築で建てられた神殿です。
ヘレニズム文化とは・・・
ギリシア人(ヘレネス)の祖、ヘレーンに由来する語。その用法は様々であり、アレクサンドロスの東方遠征によって生じた古代オリエントとギリシアの文化が融合した「ギリシア風」の文化を指すこともあれば、時代区分としてアレクサンドロス3世(大王)(在位前336年 - 前323年)の治世からプトレマイオス朝エジプト王国が滅亡するまでの約300年間を指すこともある。また、ヨーロッパ文明の源流となる2つの要素として、ヘブライズムと対置してヘレニズムが示される場合もある。
出典:Wikipedia
17世紀の地震によって一度は崩れてしまいましたが、その後1970年代に再建されたそうです。
アルメニアに残る唯一のヘレニズム建築は一見の価値ありです。
エチミアジン
アルメニア使徒教会の総本山です。
基盤は4世紀初頭の物で、大変歴史ある大聖堂です。
堂々たる姿は圧巻。
大聖堂の中には宝物館があり、キリストを刺したと言われるロンギヌスの槍やノアの箱舟の破片と言われているものが展示されています。
これは見ておきたい。
敷地内には神学校が併設されていたり、アルメニアの十字架碑であるハチュカルも沢山あります。
ホルヴィラップ修道院
トルコとの国境近くにある、アララト山がバックにそびえる修道院です。
4世紀頃にキリスト教を布教していた聖グレゴリウスが13年間の間捕らえられていた場所。
その後キリスト教がアルメニアの国教と定められたという歴史があるので、アルメニアの歴史には欠かせない修道院です。
アララト山と一緒に写真に収めるには、修道院からだいぶ?離れた場所からがベスト・・・ですが、お天気によっては雲に隠れます。↓(パートナーが私とは別の時期に行っていましたが、その時もおんなじーーー雲に隠れていましたよーー)
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お酒も食事も美味しい!ヨーロッパと中東のはざまにあるコーカサスの国アルメニアのまとめ
ここまでさらりーとご紹介しましたがいかがだったでしょうか。
見所はまだまだありますよーーーー!
心動かされるようなキリストのフレスコ画のある教会・・とか。(個人的に動かされました)
市内を散策していると小さな教会に出くわしたり。
お洒落なカフェや靴屋さんなどもありました。
旅の途中道に迷って困っていた私を助けてくれたアルメニア人の女の子とは今でもつながっています。(SNSでね)
ご飯も美味しい、景色も素敵、歴史的建造物も豊富!
旅行先としてもっと広く知られたらいいなと思います。
そうそう、剣の舞をつくったハチャトゥリアンの故郷でもあります。
今は世界を自由に旅できる時期ではないので、せめて心は旅を。
脳内トラベルして楽しみましょう!
いつかまた行くぞーーー!!