たびはれさんの脳内トラベル

元添乗員たびはれさんによる脳内トラベル紹介ブログときどき子育て日記

東南アジア最後の桃源郷・ラオス!その魅力、人気観光スポット、食事をご紹介!!

サバーイディー(ラオス語でこんにちは)

最近はコロナの自粛ムードが緩み、街に人々が戻ってきたというニュースをよく耳にします。

経済活動のことを考えると良いことでもあり、でも感染拡大の観点からはあまり良くないことでもあり、複雑な気持ちになってしまうたびはれです。

 

個人的には、今は脳内トラベルをして、また気兼ねなく旅行できる日を楽しみに待っていたいなーと思います。

 

今回は東南アジアにあるラオスをご紹介します。

日本で東南アジアに旅行というと、タイ、ベトナム、バリ島(インドネシア)、シンガポール等々が行き先の上位に入るのかなと思いますが、たびはれ的ナンバーワンは圧倒的にラオスです!

しかしながら、村上春樹が2015年に『ラオスにいったい何があるというんですか?』という紀行文集を出しましたが、ラオスに旅行に行くと聞いて同じような感想を持つ人もいるのではないのでしょうか。

 

 

まだまだ日本人になじみのない国ラオスですが、旅人を虜にする魅力がたくさんあります。

それでは、脳内トラベルに出発!!

 

目次

 

 

ラオスってどこにあるの?どんな国?

ラオスは東南アジアにある国で、中国(雲南省)、ベトナムカンボジア、タイ、ミャンマーと接しています。

観光客にも開けた国境は多く、たびはれのはじめてのラオスは、ベトナムのフエからバスに乗って国境を越えていきました。

 

 

少数民族が非常に多く、その場所場所で文化は微妙に違います。

首都のビエンチャンでさえも高層ビルはなく、他の東南アジアの国と比べても、のんびりゆったりとした時間が流れているような印象の国です。 

それがラオスの魅力とも言えます。

 

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ラオスへの行き方やビザについて

ラオスへは2020年5月現在、日本から直行便の定期便はありません。

なんと熊本から首都ビエンチャンやルアンパバンへラオス航空の直行便が就航するというニュースがありましたが、就航日未定の延期となっています。残念。。

季節によってはチャーター便が就航することはありますが、現状乗り継いで行くしかないので、タイのバンコクベトナムハノイ、中国の広州、韓国のソウル等を経由して行きましょう!

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ラオス航空 国花プルメリアがトレードマークです。

ちなみに日本国籍の方はビザは不要です。

 

タイ旅行のついでにラオスに足を伸ばす方も多いです。

北部ノーンカイから鉄道や車でメコン川にかかる友好橋を渡れば首都ビエンチャンに入ることができます。

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ラオスの人気観光スポット5選

 ①世界遺産ルアンパバン

早朝の托鉢

街並みが世界遺産に登録されたルアンパバン(ルアンパバーン、ルアンプラバン)は間違いなくラオス旅行のハイライトとなります。

仏教文化が根付いている古都では、僧侶の早朝の托鉢を見ることができます。

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早朝の托鉢
ワット・シエントーン

ラオスで一番美しいと言われているワット・シエントーンは外観もさることながら、壁面に描かれた「マイ・トーン(黄金の木)」や本堂内部のレリーフ等、見所満載です。

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ワット・シエントーン

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マイ・トーン(黄金の木)
プーシーの丘

ルアンパバンが一望できる丘。階段がちょっと大変だけど、登ってみる価値はあります。

世界遺産に登録された古都を一望できます。

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プーシーの丘から見るルアンパバンの街並み
ナイトマーケット

夕方大通り沿いに所狭しと現れるナイトマーケット。少数民族の織物や衣装、雑貨等可愛らしいお土産物屋さんがたくさんで、歩くだけでウキウキします。

購入するときは値段交渉はお忘れなく!

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②首都ビエンチャン

首都ビエンチャンは「世界で一番静かな首都」「世界一何もない首都」など、様々な呼ばれ方があります。

半分正解で半分間違っているとたびはれは思います。

街を流れる雄大メコン川のように、ビエンチャンの街は確かに穏やかで、のんびりとした雰囲気があります。

しかし、派手ではありませんが、魅力的な観光スポットがあり決して「何もない首都」ではありません。

 

タートルアン

ラオスのシンボル的寺院。

毎年11月に行われるタートルアン祭りには約30万人の人が集まります。

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とても美しいタートルアン

 

アヌサーワリー・パトゥーサイ

ビエンチャンのランドマーク的存在。

階段で登ると、ビエンチャンの街を360度展望できます。

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世界遺産ワット・プー(チャンパーサック)

クメール人により建てられた山の斜面に建つヒンドゥー寺院の遺跡群です。

ヒンドゥー教の神々のレリーフもそうですが、上から見る牧歌的な風景に心が洗われるような気持ちになります。

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ワットプー 上からの風景

 

④ジャール平原巨大石壺群(シェンクワン)

ジャール平原は北部シェンクワンにある、巨大な石壺がゴロゴロ転がっている不思議なところです。

だれが何のために置いたか等には様々な説があり、今だ謎が多い場所で、2019年に世界遺産に登録されたばかりです。

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地元の方が登っていましたが、その大きさがよくわかります。

 

⑤コーンパペンの滝

南部にあるメコン側最大の滝。

10キロ以上の長さで大小様々な滝があり、世界で最も幅の長い滝とギネス世界記録に登録されているとのことです。

轟轟と音を立て流れる様子は、普段は穏やかなメコン川の、違う表情を見たような気分になります。

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ラオスの食事 日本人の口に合うの?

ラオス料理というとあまりなじみはないかと思いますが、中華料理、ベトナム料理のようで、タイ料理にも似ていますが、辛すぎず、日本人の口に非常に合う味付けが多いです。

外食文化があるため、街角には屋台や食堂、こじゃれたレストランが必ずあり、個人旅行で予約なしでも、食べる場所には困りません。

ラオスソウルフードと言えば、ラープです。

ひき肉を魚醤やライム、香草等で味付けしたもので、カオニャオ(もち米)と共に手でつまんで食べます!

そして、ラオスのビール「ビアラオ」を流し込めば最高な夜ご飯となるでしょう!

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ラープとカオニャオ

その他、屋台にもレストランにも美味しいものがたくさんあるので、予算やその時の気分でいろいろ試してみてください!!

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カオソーイ タイの物とは違い担担麺のような味わい。

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フー(ベトナムでいうフォー) あっさりした味ですが野菜類、香辛料はセルフで追加可能!

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カオチーサイクワン(ベトナムでいうバインミー)朝ごはんの定番フランスパンのサンドウィッチ

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美味しいと人気のビール「ビアラオ」 さっぱりとしていてラオスの気候にぴったり!!

 

東南アジア最後の桃源郷ラオス!その魅力、人気観光スポット、食事をご紹介!!のまとめ

直行便はなく、東南アジアでも日本人にはまだまだマイナーな国であるラオスですが、今回の記事を見て少しでも行ってみたいと思える人がいてくださったらうれしいです。

美味しいラオス料理を堪能し、暖かい人々のやさしさに触れ、どこか懐かしい田園風景に癒され、世界遺産を満喫できるラオスにはまだまだ書ききれなかった魅力がたくさんあります。

コロナが終息し、安心して旅行が行けるようになった暁には、是非また訪れて、雄大メコン川を眺めながら、ビアラオで乾杯したいなーと思っています。

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ルアンパバンの守り神・プーニューとニャーニュー コロナが終息してラオスに行けますように。。。