たびはれさんの脳内トラベル

元添乗員たびはれさんによる脳内トラベル紹介ブログときどき子育て日記

元添乗員がおすすめする海外作家の絵本 その①『なずずこのっぺ?』作者の生まれ故郷カナダもご紹介!

こんにちは!

たびはれです。

 

新型コロナウィルスの影響、、じわじわと観光業界や航空業界に広がっていますね・・。

エミレーツ航空の従業員削減のニュースやタイ国際航空の会社更生手続き申請のニュースなど、個人的な旅行やお仕事で利用していた航空会社の辛いニュースが心に打撃です。

おそらくこれからもっと影響が目に見えてきますよね。

今は自分にできることを。

 

さて、今日は幼稚園児の子育てをしているたびはれおすすめの海外作家さんの絵本をご紹介したいと思います。

 

タイトルは『なずずこのっぺ?』。

   

たびはれ一家は図書館大好き。

子供もみんな貸出カード1枚ずつ持って、好きな本を借りに行きます。

で、一番下の子がいーーーっつもランダムに本棚から絵本を持ってくるのですが、これがなかなか面白いチョイスなんです。

 

中でもこの『なずずこのっぺ?』はたまたま自粛期間に入る前に借り、図書館が閉まってしまったため1か月ほど我が家にあった本。

その間何度となくリピートして読まされたお気に入りの一冊なんです。

 

タイトルだけではどんな本か想像つかないですよねw

 

今回はこの絵本のご紹介と作家さんの生まれ故郷の国カナダについて少しご紹介したいと思います!

 

 

目次

 

絵本『なずずこのっぺ?』の基本情報

 

まずは、この絵本の基本情報をご紹介します。

 

  • タイトル:なずずこのっぺ?(原本タイトル:Du Iz Tak?)
  • 作者:カーソン・エリス(Carson Ellis)
  • 訳:アーサー・ビナードArthur Binard)
  • 発行元:株式会社フレーベル館

 

私は最初どこかの方言で書かれた絵本なのかと思っていましたが、原本タイトルも「ん?これ何語?」といったようなタイトルなんです。

 

作者のプロフィール

次は作者であるカーソン・エリスさんのプロフィールを簡単にご紹介します。

  • 名前:カーソン・エリス
  • 出身地:生まれはカナダのバンクーバー、育ちはニューヨーク
  • 生年月日:1975年10月5日
  • 出身大学:モンタナ大学
  • キャリアなど:大学にて絵画を学んだ後、イラストレーターとしての経験を積み、児童文学作品の挿絵も多く描く。その後、初の自身の創作絵本である『あたしのいえ』が完成。2017年に『なずずこのっぺ?』がコルデコット賞オーナーブックに選出される。

 

参照ページ:

en.wikipedia.org

 

訳者のプロフィール

続きましてこの絵本の日本語訳をした訳者のご紹介。

まさかの日本人ではないんですよ!

参照ページ:

www.ehonnavi.net

 

たびはれはこの『なずずこのっぺ?』で初めてアーサーさんを知りましたので、アーサーさんの代表的な絵本も今後読んでみたいと思っています!

 

 

絵本『なずずこのっぺ?』はここが面白い!

なずず このっぺ?

なずず このっぺ?

 

 

さて、気になる『なずずこのっぺ?』の中身なのですが、実は普段私たちがしゃべる日本語が使われているわけではないのです。

厳密にいうと、文字は日本語です。

 

表紙からわかるようにこの絵本の登場人物(?)は全部虫さん。

そして、その虫が話す昆虫語で書かれています。

 

なずずこのっぺ?=これなあに?

という意味だそう。

実際に中はこれなに?から始まって物語が展開されるのですが、すべての言葉の本当の意味は書かれていません。

 

絵本の帯部分に昆虫語のヒントとしていくつかの言葉の意味が書かれています。

例えば

じゃじゃこん!=ばいばい!

 

どんな言語を勉強していても、「これはなんですか?」という疑問形を覚えますよね。

それと同じように昆虫語も「なずずこのっぺ?」から始まるのです。

 

最初のうちはずーーーーっと「?」なんですが、なぜか何度か読み進めるとお話の内容がすっと入ってきちゃうんです。

優しい色使いのカーソンさんの絵と、絶妙に方言っぽいアーサーさんの訳がもうぴったり。

 

また、どの絵本でもそうですが、読み手によって微妙にイントネーションが違い、それも楽しめるポイントです。

我が家では日本語、たまに英語、そしてごくたまに昆虫語が飛び出すようになりました(笑)

 

作者の出身地カナダ、バンクーバーはどんなところ?

たびはれ学生時代にホームステイをした場所、そしてカーソンさんの生まれ故郷カナダのバンクーバーはどんなところかを少しご紹介します。 

 

バンクーバーはどこにある?

 

カナダの主要都市であるバンクーバーは、カナダの西海岸、そしてアメリカとの国境に近い場所に位置しています。

大都市でありながら、豊かな自然があり、とても魅力のある街です。

カナダで最も人口密度の高い街なのですって。(知らなかったー)

 

バンクーバーのおすすめ観光スポット

バンクーバー、およびバンクーバー近郊のおすすめスポットを簡単にご紹介します!

ガスタウン

 

 
 
 
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バンクーバーダウンタウンの中でも、バンクーバー発祥の地として知られるガスタウンは観光客にも人気の場所です。

レンガ造りの道路や建物が建ち並びとてもおしゃれな雰囲気があるんです。

そして世界で唯一の蒸気時計が街中にあります。

この時計、15分ごとに蒸気で汽笛を鳴らすのです。

 

スタンレーパーク

 

 
 
 
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スタンレーパークは地元の人々の憩いの場。

広大な敷地の中にはライオンズゲートブリッジと呼ばれる橋や、バンクーバー水族館があります

ビクトリア
 
 
 
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バンクーバーからフェリーで2時間ほどの場所にあるビクトリア。

かつてイギリスの植民地であった場所で、花の都とも呼ばれています。

日本庭園を含む様々な庭園が見られるブッチャートガーデンはおすすめスポットであり、ビクトリアの人気スポットです。

 

ノースバンクーバー
 
 
 
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さらにバンクーバーから足を延ばしノースバンクーバーは行くと、ここはさらに自然が豊かです。

高さ70メートル、長さ140メートルのキャピラノ吊り橋は、歩くと揺れるタイプの橋で、ヒヤヒヤしながら通ったのを昨日のように思い出します・・・。

また、グラウスマウンテンと呼ばれる標高1250メートルの山へはゴンドラで簡単に頂上へアクセスできます。

ここからの景色は絶景です!

たびはれが行ったのは3月で、街に雪はほとんどありませんでしたが、この山頂には雪が残っていましたー。

 

元添乗員がおすすめする海外作家の絵本 その①『なずずこのっぺ?』作者の生まれ故郷カナダもご紹介!のまとめ

今回はおすすめしたい絵本『なずずこのっぺ?』のご紹介と、その作者カーソンさんの生まれ故郷カナダのバンクーバーについて簡単にご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。

 

『なずずこのっぺ?』、子供にとっても大人にとっても面白い音の言葉でつづられており、自然と口ずさんでしまいます。

 

言葉ってすみずみまできっちりわからなくても、表情や状況でなんとなく伝わるものですよね。

その感覚がじわじわと感じられる絵本です。

英語や多言語を勉強し始めた頃、そしてホームステイしたわかきたびはれがカナダで感じたことととても似ています。

 

読めば読むほどこの絵本の魅力にはまっていきますよ!

 

昆虫語でありながらストーリーもわかりやすく、色彩も美しいので赤ちゃんや言葉をまだしっかり話せない小さなお子さんにもおすすめです。

自粛期間中の読み聞かせの一冊にいかがでしょうか。

 

 

 

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楽しみながら続けていこうとは思っていますが、読んでくださっている方がいることがとても励みになっています!感謝の思いを込めて。