インディ・ジョーンズ の舞台!中東の砂漠に佇むバラ色の都市・世界遺産ペトラ遺跡(ヨルダン)
いよいよ全国的に緊急事態宣言が解除され、コロナ禍での新しい生活様式をひとりひとりが意識していかなくちゃといけないなーと感じる今日この頃。
解除されたからと言って、他県や外国に旅行をするのは、まだ時期尚早なんじゃないかなーと個人的には思います。
こんなときこそ、過去に行った旅行の写真を見て振り返ったり、脳内トラベルして、いつか安心して旅行できるときに備えたいなーとも思います。
今回は、中東にあるヨルダンのペトラ遺跡をご紹介します。
中東と聞いただけで、「テロ」「恐い」と言ったイメージがどうしても先行してしまいますが、たびはれは中東が大好きで、その魅力をたくさんの人に知ってもらいたいです。
スケールの大きい世界遺産、砂漠ならではの空気、美味しい料理、、是非このブログを見た方にも「コロナが落ち着いたらヨルダンに行ってみたい!!」と思ってもらえるようにご紹介します。
目次
- ヨルダン・ペトラ遺跡ってどこにあるの?治安は?
- ペトラ遺跡にはどうやって行くの?ビザは必要?
- ペトラ遺跡観光の注意点や服装は?
- ペトラ遺跡の見所
- ペトラ遺跡近くのおすすめホテル
- ペトラ遺跡、ヨルダンの食事はどんなの?
- インディ・ジョーンズ の舞台!中東の砂漠に佇むバラ色の都市・世界遺産ペトラ遺跡(ヨルダン)のまとめ
ヨルダン・ペトラ遺跡ってどこにあるの?治安は?
ヨルダン・ハシミテ王国は中東にある日本の役4分の1ほどの大きさの国です。
ペトラ遺跡はヨルダンの南部に位置します。
首都アンマンからは250㎞ほど離れています。
ヨルダンは国土の約8割が砂漠に覆われていて、ペトラ遺跡の周辺も砂漠地帯です。
治安に関しては他の中東諸国と比べても格段に良いです。
シリア・イラク国境付近に行かなければ、旅行者に危険という国ではありません。
それでも夜間の一人歩きや、旧市街の路地裏等に関しては最低限注意が必要です。
ペトラ遺跡にはどうやって行くの?ビザは必要?
日本からヨルダンへは直行便がないため、第三国を経由して行きます。
一般的にはドーハ経由のカタール航空、ドバイ経由のエミレーツ航空、アブダビ経由のエティハド航空が比較的リーズナブルで乗り継ぎもスムースなのでおすすめです。
ヨルダンと日本間で査証(ビザ)無しの取り決めはありませんが、現在30日以内の滞在に関して入国時に空港又は国境事務所にて滞在許可を取得することができます。
たびはれもアンマン空港到着後、「日本人か?」と聞かれて、そうだよと答えたら「ビザ必要」の長い行列ではない方へ案内され、思ったより割とスムースに入国できました。
アンマンのクイーンアリア空港からは市内のバスターミナル経由で、ハイウェイをひた走り、だいだい3時間ほどでペトラ遺跡近くの町ワディ・ムーサに到着です。
ペトラ遺跡観光の注意点や服装は?
砂漠性気候のためとっても乾燥していて、紫外線がとっても強いです。
また、岩山をくり抜き造られた広大な都市だったので、見学ではかなりの距離を歩くことになります。
水分をこまめにとることと事前に準備し持ち込むことをお勧めします。
日差しは非常に強いため、紫外線対策に帽子、サングラス、日焼け止めは忘れずにお持ちください。
岩山や砂漠の間を観光するため、歩きやすいスニーカー、動きやすい格好がよいでしょう。
ペトラ遺跡の見所
ペトラ遺跡はアラビア半島の遊牧民、ナバタイ人やベドウィンによって栄えた貿易の中継都市でした。
2,000年以上も前に作られた、砂岩をくり抜かれてできた建築物が点在しており、一日で周り切れないほどの広さです。
その見所の一部をご紹介!!
シーク
狭い岩の裂け目。遺跡の入り口から歩いていくと現れる迫力ある岩山。
まるで探検家になった気分で、壮大な景色の中を進むことができます。
エル・ハズネ
がけを削り、掘り抜かれて造られた霊廟。
「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」の舞台になったことで有名で、最初に現れるペトラ遺跡のハイライトです。
シークを歩いていると、だんだん姿が見えてきて、全貌が現れた時は思わず声が出てしまうほど圧巻な容姿をしています。
宝物が隠されていると考えられていることから、宝物殿と呼ばれています。
犠牲祭壇
エル・ハズネを過ぎ、岩山をぐいぐい登っていくとあります。
霊石もそうですが、ここからの眺めが素晴らしいのでおすすめです。
ライオン・モニュメント
雨水が、ライオンの頭を伝い、顔から前足へ流れ、ダムのような施設に流れ込むような設計だったと言われています。
王家の墓
岩窟墓群。ビザンチン時代には教会としての意味もあったと考えられています。
列柱通り
街の拡大とともに整備されたのが列柱通りと考えられています。
多くは残っていませんが、551年の地震で崩れてしまったからだそうです。
レストラン「Basin」
ペトラ遺跡中央にあるレストラン。
ビュッフェ形式で、いろいろなおかずをチョイスでき、まあまあな金額で食べることができます。
エド・ディル
レストランから急な山道を登っていきます。
登り口でロバがスタンバイしていて利用することもできるようでしたが、道が険しいため、落下しないで乗っていられる自信がなかったため、歩きました。
山を登るとその堂々とした姿が現れ、疲れが吹っ飛びました。
ペトラ・バイ・ナイト
週三回、エル・ハズネで行われるロウソクによるライトアップ。
ベドウィンが音楽を演奏したり、古代ペトラを彷彿とさせる演出です。
その他にもご紹介できなかったペトラ遺跡の見所はたくさんあります!
時間が許すなら、一日だけではなく、数日間訪れてその魅力を満喫してみてください。
ペトラ遺跡近くのおすすめホテル
ペトラ遺跡入り口徒歩圏内にはいくつかの高級ホテルがあります。
Mövenpick Resort Petra
Petra Marriott Hotel
たびはれは入り口から3㎞程離れたワディ・ムーサの街の3つ星ホテルに泊まりました。
ワディ・ムーサにはバックパッカーや個人旅行者向けのホテルがたくさんあり、遺跡への送迎をやっている宿もありました。
泊る所は比較的多かったので、予算に応じて選ぶことができます!
ペトラ遺跡、ヨルダンの食事はどんなの?
遺跡内のレストランはビュッフェ形式の食事のみです。
ワディ・ムーサの町には現地の方が行くような食堂も沢山あり、いわゆるアラブ料理を満喫することでできます。
ちなみに、ヨルダンはイスラム教の国ですが、お酒を飲むこともできます。
ペトラ遺跡周辺の高級ホテル内のバーなどで飲むことができます。
ビールはトルコのエフェスや、国産のペトラビールを見かけました。
(金額は結構高かったです。。)
インディ・ジョーンズ の舞台!中東の砂漠に佇むバラ色の都市・世界遺産ペトラ遺跡(ヨルダン)のまとめ
中東ヨルダンのペトラ遺跡はいかがだったでしょうか。
たびはれはいわゆる「アラブの春」以前に行ったので、その後の中東、ヨルダンの現地情報は詳しくありませんが、食堂や商店で言葉の通じないたびはれにみんな優しくしてくれた記憶があります。
中東、イスラム圏というと、怖いというイメージが先行してしまいますが、たびはれが旅してみて、怖い思いは一度もしませんでした。
人々のやさしさと、絶景が広がるペトラ遺跡にぜひまた再訪してみたいと願っています。
また、たびはれは羊の肉が大好きなので、たくさん食べられるのもヨルダンの良いところですね!(笑)
コロナが収束し、自由に飛行機に乗ったり、好きなところに旅行ができる日常が来ることを、切に願っています。