たびはれさんの脳内トラベル

元添乗員たびはれさんによる脳内トラベル紹介ブログときどき子育て日記

インドらしいインド!聖なるガンジス川流れるバラナシ(ベナレス)

ナマステ!(ヒンディー語でこんにちは)

 

たびはれは、最近久しぶりにインドカレーを食べました。

相方とダール(豆カレー)とチキンなすカレー、ナンお替りし放題のお店で、たらふく食べて、大満足でした。

昨日ヒルナンデスを見ていたら、ミシュランガイドに掲載の銀座にある南インド料理店「ダルマサーガラ」の紹介をやっていて、それはそれはおいしそうでした。

Dharmasagara(ダルマサーガラ)
〒104-0061 東京都中央区銀座4-14-6 ギンザエイトビル2F
3,500円(平均)1,500円(ランチ平均)
r.gnavi.co.jp

 

そして、ふと「あー、久しぶりにインドに行きたい!!」と思ってしましました。

そこで、今回はインドらしいインドと言えばここ!

バラナシ(ヴァーラーナシー、ベナレス)をご紹介します。

 

それでは、インド・バラナシへの脳内トラベル、出発~!!

D28 地球の歩き方 インド 2020~2021

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  • 発売日: 2020/03/12
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

目次

 

バラナシ(ベナレス)ってどこにあるの?

バラナシはインドのウッタル・プラデーシュ州にあり、ガンジス川沿いにあるヒンドゥー教の聖地です。

 

 インドの方にとって母なる大河ガンガ(ガンジス川)の存在は絶大で、バラナシで沐浴をしたり、川の水をペットボトルに入れて地元に持って帰るだけでもありがたいものとされているようでした。

 

ガンジス川にさそわれて

ガンジス川にさそわれて

 

 

インドって日本からどうやって行くの?査証(ビザは)必要?

日本からインドまではエアインディアやJAL、ANA等の直行便があります。

ニューデリーまでは8時間~9時間ほどです。

東南アジアの都市で経由する行き方も沢山あります。

 
 
 
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インド査証はEビザと呼ばれる電子申請で取得できるシステムでしたが、新型コロナウィルス拡大に伴い、状況は変動しています。

最新情報は在日インド大使館のホームページで確認してみてください。

 

ちなみにバラナシまではデリーから国内線で1時間程飛ぶか、鉄道が便利です。

インドの鉄道はまあ遅れることが日常ですが、だいたい12時間くらいあればつくと思います!!

 

バラナシ(ベナレス)の見どころ

ガート

バラナシのガンガ沿いには84のガートがあります。

ガートとは階段状になっていて、川に降りられるようになっているところのことを言います。

水を汲んだり、沐浴をする人々でいっぱいです。

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中心地ダシャシュワメード・ガート周辺は人の行き来が多いです。

マニカルニカー・ガートと呼ばれる火葬場のあるガートでは、一日中火葬の煙が途絶えることはありません。

実際に火葬をしているところを見学もできますが、もちろん写真撮影等は控えた方がよいです。

次から次へと火葬している様子を見ていると、人間ってあっという間に灰になるんだなーという印象で、生と死のはざまというものは意外と紙一重で刹那なんだなと不思議な気持ちにもなりました。

ちなみに、マニカルニカー・ガート周辺には日本語堪能で案内を勝手にしてきては、後でお金を請求したりや、とにかく「バクシーシ、バクシーシ(喜捨)」と話しかけられることが多いです。

もちろん喜捨するしないは個人の判断ですが、お金に関するトラブルにはならないように注意は必要ですね。

 

ボートクルーズ

ボートに乗って、ガートを見るのもなかなか楽しいです。

早朝、日が昇る前にガンガへ行き、朝日を眺めるのも幻想的でおすすめです。

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薄暗く幻想的な光景です。

歩いてガートをめぐるのも面白いですけど、船からみるとガートが一望でき、人々の営みも良く観察できて面白いです。

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ラージェーンドラ・プラサードガート シヴァとラクシュミの絵が目印!

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夜のプージャ

中心部ダシャシュワメードガートで夜に行われる儀式です。

神像礼拝の儀礼で、供物を神像に直接ささげ礼拝する祭式と言われています。

昼間の俗っぽい雰囲気とはまた異なる荘厳たる雰囲気に包まれます。

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たくさんの人があつまります。

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観光客を含め、たくさんの人たちが見学します。

スリやひったくりはもちろん、甘い言葉をかけてくる詐欺師には十分注意が必要です。


街歩き

ガートから少し中に入ると、細い小道がいくつも広がっていて、迷路のようになっています。

その小道沿いには、雑貨屋、食堂、チャイ屋、八百屋、ゲストハウス、お香屋、、、、雑多でごみごみとしたインドらしい光景が広がっています。

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サイクルリキシャ

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インド映画のポスター

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お供え用の花屋さん

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顔はいかついけど、お花はキレイ!

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生まれてから髪の毛を切ったことがないと言っていたサドゥー(苦行僧)

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そこら中にいる牛

たびはれは個人旅行で行った時、何日間か滞在し、ガートの端から端までぶらぶら歩いて、バラナシの町にはちょこっと詳しくなりました。

ちなみにバックパッカーで一都市に長いこと滞在し、動けなることを「沈没」と言いますが、ここバラナシは沈没している人がとっても多い地域のひとつです。

物価がとにかく安く、ガンガの流れのように時の流れがゆったり、のんびりしているのが沈没してしまう要因なのではないでしょうか。

 

ガンジス河でバタフライ

ガンジス河でバタフライ

 

 
インドでの食事

とにかくカレーです!

高級ホテルやレストランですと、様々な種類のカレーやタンドリーチキンをビュッフェ形式で楽しめます。

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豪華なターリー(大皿)!

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これも種類豊富なターリー

町の食堂ですと、ベジ(野菜)かノンベジ(肉も入っているカレー)なのか、お店の看板に書いてあることが多いです。

たびはれ個人的にはベジのカレーが口にあったので、ベジタリアン用のお店を探しては入りました。感覚では、ベジのお店の方が町には多かったような気がします。

 

鉄道内で販売しているペラペラのロッティ(パン)のカレーも庶民の味でたびはれは大好きです。

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駅に着く度にこういうお弁当の売り子が乗ってきて、お昼時にはウキウキします。

高級ホテルやレストランのカレーも、庶民の食堂の味もどちらも美味しく毎日でも飽きず食べました。

 

 

 

インドらしいインド!聖なるガンジス川流れるバラナシ(ベナレス)のまとめ

インドらしい風景を見たいという人がいれば必ずおすすめしたいバラナシですが、記事を見て行きたいなーと思ってもらえたでしょうか。

インドは一度行くと、好きにになるか嫌いになるか両極端だと言われていますが、まさにバラナシがそうなのではないかとたびはれは思っています。

ごみごみとしていて、人間臭くて、騙してやろう欺いてやろうという魂胆で溢れているまさに俗っぽい世界と、人々の信仰心、神々への祈り、聖の世界が共存し、無宗教な自分の許容範囲を超えてくるのがバラナシの魅力なのではないかなと思います。

たびはれは大好きな場所です。

ソーシャルディスタンスってなに?ってなかんじで濃密なインドですが、コロナ禍でかわったことはあるのでしょうか。

いつまでもかわらないでいて欲しいと個人的には思っています。

そして、いつの日かまた必ず訪れたい場所のひとつです。

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「ガンガの水でつくっているから、うちのチャイがナンバルワン(NO.1)だ!」と豪語していたチャイ屋さん