前田敦子主演映画『旅のおわり世界のはじまり』の撮影地、ウズベキスタン。首都タシケントを紹介!
たびはれです。
5月ももう終わり!
6月になるとたびはれキッズたちも幼稚園が衣替えとなり、夏の様相に変わります。
気温もぐんぐん上がっていく時期かつ、梅雨がやってくる時期でもありますよね。
季節はどんどん移り変わります!
コロナの影響で様々な変化がありますが、それも時と共に変わり、そしてそれが普遍的な物へと変わっていくのでしょうね。
さて、本日は以前もご紹介した、たびはれ一押しの中央アジアの国、ウズベキスタンの首都タシケントについてご紹介します!
元AKBの前田敦子さん主演の映画『旅のおわり世界のはじまり』のロケ地となったことで、ウズベキスタンに興味をお持ちになった方もいるのではないでしょうか。
今回はロケ地となったスポットを中心に、タシケントのおすすめの場所もご紹介したいと思います。
映画のロケ地として使用されたスポットはどこなのでしょう!?
そでれはウズベキスタンの映画ロケ地の脳内巡りトラベル、出発です(笑)。
目次
- ウズベキスタンの首都タシケントってどこにあるの?
- タシケントはどんな町?
- 映画『旅のおわり世界のはじまり』はどんな映画?
- 映画『旅のおわり世界のはじまり』のロケ地はどこ?
- 前田敦子主演映画の撮影地、ウズベキスタン。首都タシケントを紹介!のまとめ
ウズベキスタンの首都タシケントってどこにあるの?
ウズベキスタンの首都タシケントは、ウズベキスタン国内では東の方にあります。
北にはカザフスタンとの国境があります。
ちなみに、ウズベキスタンの一大観光地であるサマルカンドまでは約300キロほど離れており、車移動の場合は半日はかかります。
タシケントはどんな町?
タシケントは首都というだけあってウズベキスタン一の大都市です。
そして、ウズベキスタン国内で唯一地下鉄が走っている街でもあります。
もう一つ言うと、2011年にカザフスタンのアルマトイに地下鉄ができるまでは、中央アジアで唯一地下鉄のある街でもありました。
これだけでもタシケントが大都市であることがわかりますよね。
そして、住んでいる人も様々です。
ウズベク人もいればロシア人もいるし、周辺の中央アジアの国々の人やはたまたアジア人も多くいます。
歴史はとても古く、約2000年前には「チャチ」という名で記録があり、その後シルクロードの中継地として栄えた11世紀頃には「タシケント」と呼ばれるようになったそうです。
現在のタシケントは街はおおまかに新市街と旧市街に分かれており、旧市街には中世のイスラム建築が多く残っています。
町の大部分を占める新市街はほとんどの建物がソ連式のもので造られており、趣が全く違います。
映画『旅のおわり世界のはじまり』はどんな映画?
さて、タイトルにも入っている、元AKBの前田敦子さん主演の映画『旅の終わり世界のはじまり』とはどんな映画なのでしょう?
映画の概要はこちら。
テレビリポーターを務める葉子は巨大な湖に棲む“幻の怪魚”を探すため、
番組クルーと共に、かつてシルクロードの中心地として栄えたこの地を訪れた。
夢は、歌うこと。その情熱を胸に秘め、目の前の仕事をこなしている。
収録を重ねるが、約束どおりにはいかない異国でのロケで、いらだちを募らせるスタッフ。ある日の撮影が終わり、ひとり街に出た彼女は、聞こえてきた微かな歌声に誘われ美しい装飾の施された劇場に迷い込む。
そして扉の先で、夢と現実が交差する不思議な経験をする─。
彼女が、旅の果てで出会ったものとは…?
前田敦子さん以外に、映画の中で番組クルーを演じているのは加瀬亮さん、染谷将太さん、柄本時生さんなどの豪華俳優陣なんです。
また劇中では主演の前田敦子さんが名曲「愛の讃歌」の歌唱に挑戦されており、その歌唱にも注目さしたい映画です。
さらにこの映画は、日本とウズベキスタンの国交樹立25周年、及び日本人が建築に関わったとされるナヴォイ・オペラ・劇場の完成70周年を記念した国際共同制作作品でもあります。
映画『旅のおわり世界のはじまり』のロケ地はどこ?
「青の都」として知られる古都サマルカンド、その北に位置する間る湖、首都タシケント、タジキスタン国境に近い山岳地のザーミンの4つがメインロケ地に📍
— 映画『旅のおわり世界のはじまり』 (@tabisekamovie) May 9, 2019
その場所を約1か月かけてキャラバンのように移動しながら物語を取り進めるという、まさにロードムービーさながらの撮影を行った🚐#旅セカ裏話 pic.twitter.com/xQ1ugdimbT
映画はウズベキスタンの主にサマルカンド、タシケント、山岳地ザーミンとタシケントの北に位置する湖で主に行われたようですが、今回は首都タシケントで使用されたとされるロケ地を中心にご紹介したいと思います。
またタシケント以外に、映画ポスターでも使用されている場所も合わせてご紹介します。
ロケ地① チョルスーバザール
タシケントの街の中でも歴史が古く、別名「オールドバザール」とも呼ばれるバザールです。
ドライフルーツや漬物、様々な香辛料から野菜や果物といった生鮮食品まで並んでおり、つねに賑わっている場所です。
またウズベク料理が食べられるようなチャイハネ(喫茶店、カフェのような場所)もあるので、地元の料理を味わいたい方は是非一度訪れたいバザールです。
また韓国系の航空会社がウズベキスタンに多く乗り入れているためか、キムチもうっています。
映画のシーンはこちら↓↓
ロケ地② ウズベキスタンホテル
ウズベキスタンホテルはタシケントの町の中心にある1974年開業の老舗ホテルです。
ティームール広場という街の中心にある広場の目の前にどどーんと建っているホテルで、映画の中では前田敦子さん演じる主人公の葉子が泊ったホテルです。
観光スポットへも徒歩圏内に建っているため、観光で訪れた人も便利な場所にあります。
ホテルには一般のオフィスも入っており、宿泊者以外の人も多数出入りするホテルです。
ロケ地③ ナヴォイ・オペラ・劇場
1947年に完成した1500人ほどを収容できる劇場でなのですが、一見シンプルな建物に見えつつ、実は日本人がかかわっている建物というところがポイントです。
第二次世界大戦後に抑留されていた旧日本兵に造らせたもので、劇場の外側には日本語で書かれたプレートもあります。
そして先ほども記載しましたが、前田敦子さん主演の映画『旅のおわり世界のはじまり』は、こちらの劇場が完成して70周年の記念、という節目の映画でもあるんですよね。
劇中シーンはこちら↓↓
ロケ地④ 旧市街
チョルスーバザールから北側に広がる旧市街には、様々なイスラム建築が残っています。
上の写真のバラク・ハーン・メドレセは16世紀に建てられた神学校で、青いモザイク模様が大変美しい建物です。
他にもジュマ・モスクと呼ばれる金曜モスクも同じ16世紀に建てられたもので、世界最古のコーランが保管されていることで有名。
この辺りは散策しているだけでもイスラムの世界に迷い込んだようで楽しめます。
劇中シーンはこちら↓↓
ロケ地⑤ 番外編(タシケント以外)ザーミン国立公園
映画のポスターにも映っているこの場所はどこ?
とたびはれも思いました。
こちらはウズベキスタンのパミール高原の西に位置するウズベキスタンで最初の国立公園、ザーミン国立公園です。
ユキヒョウなどの絶滅危惧種が多く生息している地域で、2012年以降は外国人にも開放され、特別許可を得ればハイキングやテント泊が可能になりました。
ザーミン国立公園のツアーはこちら↓↓
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前田敦子主演映画の撮影地、ウズベキスタン。首都タシケントを紹介!のまとめ
今回の記事では映画のロケ地をすべてを網羅することはできませんでしたし、タシケントには他にもおすすめのスポットがあります!
工芸博物館とか、歴史博物館とか・・・・。
映画にも登場するサマルカンドやヒヴァといったウズベキスタンの観光都市も今後じっくりご紹介できればなと思います。
中央アジアの国でもたびはれ一押しのウズベキスタンが、日本のほとんどの人が知っている元AKBの前田敦子さん主演の映画のロケ地として使用されたことで、ウズベキスタンを知らなかった人がまたウズベキスタンの魅力に触れる、と思うととっても嬉しい気持ちになります。
映画を見ただけではきっとウズベキスタンの魅力を十二分に味わうことはできないかもしれませんが、海外旅行に自由に渡航できない今、映画で雰囲気を味わうのもいいかもしれませんね。
ちなみにたびはれは映画館でアルバイト経験があるほど映画が大好きです!
子供を産んでから本当に行かなくなってしまいましたが・・・。
タシケントについてもまた記事を書ける機会があれば別のスポットもご紹介したいと思います。
またあの美しい青の国、ウズベキスタンを訪れられる日が来ますように!