たびはれさんの脳内トラベル

元添乗員たびはれさんによる脳内トラベル紹介ブログときどき子育て日記

アフリカ南西部のナミビア!ナミブ砂漠とヒンバ族とサファリを満喫!

 

こんばんは!

ニュース等で「Go To トラベルキャンペーン」の詳細等を見ると、日本の旅行会社や宿の助けになれるのであれば、コロナが収まってきたら積極的に利用してみようかなと思うたびはれです。

同じように、海外の航空会社や旅行会社、観光業等にも多大なる影響が出ている現状はとっても悲しいですし、はやく打開できないかなともどかしい気持ちになります。

もちろん、個人ひとりの力ではなんにもできないかもしれませんが、できることを少しずつでもいいからしていきたいですね。

 

さて、今回はアフリカ大陸の南部にある「ナミビア共和国」をご紹介します。

日本にあまり馴染みがない国なので、知らない方も多いかもしれませんが、見所豊富でとっても楽しい国です。

それでは、脳内トラベルにしゅっぱーつ!!!

ナミビアを知るための53章 (エリア・スタディーズ141)

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目次

 

ナミビアってどこにあるの?

ナミビア共和国はアフリカ大陸の南西部に位置し、北にアンゴラ、北東にザンビア、東にボツワナ、南に南アフリカ共和国と国境を接していて、西側には大西洋が広がっています。

 

 

 

世界写真の旅 第8集 ナミビア南部

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ナミビアってどうやって行くの?査証(ビザ)は必要?

日本からナミビアまでは直行便はありません。

香港やドーハ経由で、南アフリカ共和国のヨハネスブルグまで行き、さらに乗り継いで首都ウィントフックに入るのが一般的です。

まるまる一日くらいは移動にかかります。

地図で見ても日本から遠いので、仕方ないですね。

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南アフリカ航空

日本国籍のパスポートであれば、90日以内の観光目的には査証(ビザ)の取得は不要です。

参照:在日ナミビア共和国大使館

 

ナミビアのみどころは?

ナミブ砂漠

ナミビアの観光で外せないのがナミブ砂漠(ナミブ・ナオクラフト国立公園)です。

たびはれが先日紹介したリビアのサハラ砂漠とはまた違い、赤色の土をしています。

tabihare-i-s.hatenablog.com

DUNE45(ドウーン45)

ドイツ支配下時代、調査隊が砂丘を数える際に45番目だったことが由来の砂丘です。

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大砂丘を稜線伝いに歩くことができます。

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写真で見るより、歩いてみるとずっと大きく結構大変でした!!
ソススフレイ

美しい砂丘地帯。

たびはれが訪れた際には、現地のガイドさんも初めて見たというお花が咲いていました。

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デッドフレイ

その昔、川の流れが堰き止められ地下に水が溜まり、木々が映えていた場所です。

地下水脈の水位が下がり、600年ほど前にすべての木は枯れてしまったそうですが、木を分解する微生物がほとんどいなかったため、たったまま枯れているんだそうです。

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なんとも不思議な光景です。

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ナミブ・デザート・フライト

小型機に乗って約一時間ほどのフライトで、ナミブ砂漠を空から満喫できます。

大西洋とナミブ砂漠が出会う景色を眺められる圧巻なフライトです。

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乗客4人でぎりぎりの小型機でした。

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大西洋に近づくとだんだん砂の色が白っぽくなってきます。

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大西洋が見えてきました。

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大西洋の上で旋回。圧巻な光景でした!

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フェアリー・サークル(妖精の輪)と呼ばれる謎の光景

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帰りは違う角度から見られて、ずーっと飽きさせないフライトでした。

ナミブ砂漠の「ナミブ」とは、現地のサン人という民族の言葉で「何もない」という意味だそうですが、観光客にとっては「何もない」砂漠ではなく「見どころたくさんの」砂漠であることを実感できる一日でした!!

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ナミブ砂漠に沈みゆく夕日

 

ウェルウィッチア(Welwitschia) 和名:奇想天外

グネツム綱に属する裸子植物で、1対のみの葉を伸ばし続ける特異な形態を持ち、寿命が非常~に長いことで知られています。

和名ではサバクオモト(砂漠万年青)やキソウテンガイ(奇想天外)と呼ばれていて、その寿命の長さから、生きる化石とも呼ばれています。

大西洋沿いの街ウォルビスベイ周辺に生息しています。

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和名のごとく奇妙な姿です。

 

エトーシャ国立公園

ナミビア北西部に位置する国立公園で、野生動物をたくさん観察できます。

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キリンの親子!!

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お母さんキリンが渡ったのを確認した後、こどもキリンも道路を渡っていました!!

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シマウマ

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アフリカゾウ

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ホロホロチョウ

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エサにありつけたセグロジャッカル

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スプリングボック

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ダチョウ

この写真以外にもヌー、レッドハートビースト、クドゥ、オリックス、ハゲワシ、ヘビクイワシ、等々様々な動物の姿を見る古ことができました。

ケニア等の東アフリカとはまた違った動物が見られて、とっても楽しかったです!!

tabihare-i-s.hatenablog.com

 

ヒンバ族の村

ナミビア北部カオコランド地方に住むヒンバ族のある村を訪問してみました。

ヒンバ族はアンゴラに住んでいたヘレロ族と同種の民族で、ヘレロ語を話します。

昔は遊牧生活をしていましたが、今ではほぼ定住生活です。

一夫多妻制で、女性が村での仕事をすべて請け負っていると言われています。

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村の周辺で放牧生活をしているそうで、バター作り等を見せてもらいました。

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特徴的な住居。

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女性による歓迎のダンス

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ポーズ決まった!!(笑)

ちなみに、ヒンバ族の村からでて、オプウォの町中を散策していても、そのままの格好で買い物などをしているヒンバ族の女性が居て、そちらの方がなんだかリアルに感じました。

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ナミビアでの食事はどんなの?お土産は??治安は???

食事

ドイツ、イギリス統治時代から、ヨーロッパ風の食文化が発達しました。

観光客向けのレストランでは、欧米風の食事が楽しめます。

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ウォルビスベイのレストランにてパンプキンスープ

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ウォルビスベイのレストランにてメルルーサ(タラの仲間)の塩焼き

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オプウォのリゾートホテルでのビュッフェ

ホテルの夕食はだいたいビュッフェ形式で、日本人の口に合うものも沢山あるでしょうう。

 

お土産

場所によって、様々なお土産物を購入することができます。

たびはれが見たお土産物をご紹介。

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ケープクロスで無人販売されていた大西洋の塩!!

 

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道中、露店で販売していたヘレロ族の人形

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ジュースの缶で造られたキリン オプウェのホテルの売店にて

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ヒンバ族の特製木彫りキリン

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ヒンバ族特製、手作り人形

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道中の商店 木彫りの人形

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エトーシャのホテルにて 野生動物注意のマグネット

 

治安

アフリカの他の地域と比べても非常に良く、旅行のしやすい国のひとつです。

ただ、首都ウィントフックでは観光客を狙ったスリ、ひったくり、詐欺等が発生していますので、最低限の注意は必要です。


アフリカ南部のナミビア!ナミブ砂漠とヒンバ族とサファリを満喫!のまとめ

日本人にとってあまりなじみのない国ナミビアをご紹介しましたがいかがだったでしょうか。

多様な見どころの観光地に加え、ヨーロッパ資本のホテル、レストラン等が多く快適に旅行ができるアフリカの国の一つです。

それでいて、昔ながらの慣習や、文化を持つ民族や自然を満喫でき、かなり観光資源に長けた国ではないでしょうか。

今回ご紹介できなかった魅力もまだまだ沢山ありますので、是非コロナが収束した際には、旅先の候補としてご検討いただけたらと思います。

 

最後まで読んでくださって、ありがとうございました!!!

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エトーシャのホテルのゾウの鼻シャワー!!(笑)