大迫力!太陽の祭インティライミ!ペルーの古都クスコ
オラ!(スペイン語でこんにちは)
首都圏で新型コロナウィルス感染拡大防止のステップ2にはいりましたね。
このまま感染が広がらず、経済活動が制限なく行えるように戻っていって欲しいと願っているたびはれです。
旅行会社、航空会社をはじめ、観光業への打撃は大きく、この先どれくらい続くのかな、、、と心配になってきます。
また、エンターテインメントや音楽業界にも大打撃がありますね。
テレビの音楽番組は総集編か、リモートで、ライブ・コンサート・夏フェス等はまだ開催できないのが現状で、はやくビフォーコロナの姿に少しでも戻ってほしいと思っています。
歌手、アーティストの方々も新しい生活様式に合わせた活動を強いられているようで、例えばナオト・インティライミさんは今年、10周年を迎えて、いろいろな企画を用意してアニバーサリーイヤーをファンと一緒に祝おう、、、としていたようですが、来年に延期しますと、発表しています。
とにかく今はできることをコツコツやっていかなくてはいけないなーとたびはれも感じています。
暗いニュースばかりではなく、少しでも明るいニュースを探していきたいなと思います。
ところで、ナオト・インティライミさんの「インティライミ」ってなんだかわかりますか?
本名では無く、ナオトさんも自己紹介で「”インティ”が太陽、”ライミ”が祭り、陽いずる国のお祭り(オマットゥリ)男。ナオト・インティライミです。」といっています。
デビュー前に世界中を歌いながら旅したナオトさんだからこそのネーミングですね。
そして、たびはれは10年以上前にペルー・クスコで行われた「インティライミ」を見学したことがあったので、今回はその当時のことを思い出しながらご紹介します。
目次
- クスコってどこにあるの?
- クスコってどうやっていくの?査証(ビザ)は必要?
- クスコのインティライミ祭はいつ行われる?様子はこんなです。
- クスコのインティライミ祭見学の注意点
- インティライミ以外のクスコ観光のおすすめ
- 大迫力!太陽の祭インティライミ!ペルーの古都クスコのまとめ
クスコってどこにあるの?
ペルーのアンデス山脈にある古い街で、標高は3,400mほどあります。
インカ帝国時代の首都で、現地ケチュア語で「へそ」という意味です。
アンデス山脈内にあり、現存するまたは消滅した文化的伝統または文明の、唯一のまたは少なくとも稀な証拠、人類の歴史上重要な時代を例証する建築様式、建築物群、技術の集積または景観の優れた例という理由で街自体がユネスコ世界遺産に登録されています。
高台から街を見ると、茶色い屋根で統一された街並みが、古き良き雰囲気を出しており、旅情を掻き立てられます。
クスコってどうやっていくの?査証(ビザ)は必要?
クスコへは日本から直行便はなく、複数回乗り継ぎが必要です。
一般的なのは、アメリカ内都市で一回、首都リマで一回乗り継いでクスコに入る乗り継ぎですが、リマは海岸沿いで標高が低いため、クスコ(3,400m)に飛んできてそのまま滞在すると、高山病になる恐れが非常にあります。
クスコに入った後そのまま滞在せず、いったんマチュピチュ方面、聖なる谷に下って標高を落としていくルートをとるのが高山病対策としては良いかと思います。
また、観光目的のペルー滞在には査証(ビザ)は不要です。
クスコのインティライミ祭はいつ行われる?様子はこんなです。
インカでいう元日、いわゆる冬至に行われる宗教行事です。
赤道より南で、日本と反対になるので、6月~7月が冬で、例年6月24日に開催されているようです。
インティライミ前日
前日から民族衣装に身を包んだ人々がクスコに集まってきます。
街の中心地アルマス広場ではすでにお祭り騒ぎのパレードが開かれ、大盛り上がりです。
否が応でも翌日の祭り当日への期待が高まるパレードでした。
インティライミ当日
朝、お祭りの始まりは、サント ドミンゴ教会(コリカンチャ/太陽の神殿)からです。
インカ時代コリ(黄金の)カンチャ(居どころ)と呼ばれていた神殿で、インカ帝国時代の衣装をまとった人々がオープニングセレモニーを行います。
「インティライミ~はじまるよー!!」的な掛け声で祭りは始まり、舞台はサクサイワマンのメイン会場へ移動です。
見学していた人々もぞろぞろと移動します。
サクサイワマンに到着すると、決まった観客席に着席します。
普段は静かな観光地が、この日だけはごった返します。
仮設トイレも設置され、雰囲気はちょっとした夏フェスのようです!!
ちなみに、もちろんフェス飯屋台等は無い(笑)ため、あらかじめ、ランチボックス等を街から持参した方が良いでしょう。
祭はストーリー仕立てで、よくできていました。
お祭りのストーリーはというと、、
インカ皇帝がサクサイワマンにやってくると4つの地域の人々が皇帝に納める税の報告や、今年の収穫はどうだという話をしました。
そこで皇帝は太陽に尋ねてみたり、リャマの心臓をつかった占いをしました。
すると今年も豊作だということがわかり、クスコ万歳!!インティライミ万歳!!!
、、といった感じです!!!
※たびはれが現地ガイドに聞いたり、祭りを見て感じた要約です!(笑)
祭の日は夜になっても興奮冷めやらない人々がたくさんいて、町は賑やかでした。
クスコのインティライミ祭見学の注意点
まずは、標高が高い(約3,400m)ので高山病への注意が必要です。
お水をこまめにとる、無駄に走ったりしない、深呼吸を怠らない、、、等基本的な予防策は心がけましょう。
また、お酒や、たばこ、長時間の入浴も控えた方がよいかと思います。
祭り期間中は非常に人が多いので、スリやひったくり、詐欺師等には気を付けなくてはいけません。
また、世界各国から観光客も集まるため、クスコの宿はどこも満室状態です。
必ず、事前にホテルは予約してきましょう。
インティライミ期間(6月24日)中、ペルーは真冬にあたります。
しかしながら標高が高く、日差しが強く暑く感じる時もあるため、防寒着及び、脱ぎ着のしやすい上着があると便利です。
インティライミ以外のクスコ観光のおすすめ
コリカンチャ(太陽の神殿)
インカ時代の神殿。スペインが入ってきてからはそこから黄金を略奪し、破壊し上にサント・ドミンゴ教会を立てました。
インティライミのオープニングセレモニーが行われる場所。
タンボ・マチェ
聖なる泉。インカ時代の沐浴場だと考えられています。
標高3800くらいあるため、坂道をゆっくり歩くだけで息が切れがしました。
サクサイワマン
インカ時代の要塞跡と考えられている巨石がきれいに積み重なっている場所です。
インティライミのメインステージが広場に組まれます。
12角の石
クスコ市内にある石段のなかにある石。
サクサイワマンもそうでしたが、インカ帝国の石をぴっちりと重ね、積み上げる技術は圧巻と言わざるを得ません。
大迫力!太陽の祭インティライミ!ペルーの古都クスコのまとめ
太陽の祭りインティライミはいかがだったでしょうか。
10年以上前の写真ですが、当時の臨場感、熱気、人々の熱さは伝わってきたのではないでしょうか。
クスコの近くにはキングオブ世界遺産マチュピチュがあるため、さらーっと通り過ぎてしまう旅行者も多いですが、実は見どころ豊富で、観光し甲斐がある古都だとたびはれは思います。
お洒落なレストラン、カフェ等もたくさんできていて、ゆっくり散策するにはおすすめな街です。
インカの趣残るクスコの街を是非再訪し、街歩きを満喫したいたびはれなのでしたー。