ヨガの聖地リシケシとヒンドゥー教の聖地ハリドワール インド・ガンジス河沿いに広がる混沌
ナマステ!(ヒンディー語でこんにちは)
いろいろありまして久しぶりの更新です。
最近はWithコロナということで、GoToトラベルであったり、11月より中国や台湾など12か国・地域に対しての渡航中止の解除であったりと、少しずつ旅行業界も復興の兆しが見えてきましたね。まだまだ以前のように好きなところに気軽に、、、とまではいけませんが、旅行大好きなたびはれとしては嬉しい兆しだと思っています。
ところでコロナ禍においてオンラインでエクササイズや運動をする方も増えたのではないでしょうか。ヨガ等も体の不調に良いという事で再注目されてきていますね。
本日はインドにあるヨガの聖地リシケシとハリドワールについてご紹介します。
目次
- リシケシとハリドワールはどこにある?
- リシケシとハリドワールへはどうやって行く?
- リシケシとハリドワールのみどころ
- ヨガの聖地リシケシとヒンドゥー教の聖地ハリドワール インド・ガンジス河沿いに広がる混沌のまとめ
リシケシとハリドワールはどこにある?
どちらもインド北部ウッタラーカンド州にあります。
どちらもガンジス河沿いにあるため、ヒンドゥー教徒からは聖地と信仰される場所です。
位置関係としては
インドの首都デリー⇒230㎞(車で約5時間)⇒ハリドワール
⇒25㎞(車で約40分) ⇒リシケシ
といったところです。
幹線道路は一本なので、ヨガをしにリシケシに向かう場合必ずハリドワールを経由することとなります。
リシケシとハリドワールへはどうやって行く?
日本からはまずはインドの首都デリーに行きます。
全日空、日本航空、エアインディアなどの直行便の他、東南アジアを経由するいくつかの航空会社が就航しています。
インドは鉄道大国で是非電車に乗りたいところです。
しかしながらデリーからハリドワールまでは鉄道がとおっていますが、その先のリシケシへは便が少ないため、リシケシが目的地なら最初からバス等車で移動した方が良いでしょう。
ちなみにリシケシ周辺は山道で、天候によってはがけ崩れや落岩で通行止めになることもあるため、スケジュールには余裕をもっていった方が良いと思います。
リシケシとハリドワールのみどころ
リシケシ
ヨガアシュラム
ヨガで有名なインドですが、その中でもリシケシは「ヨガのふるさと」として国際的にも知られています。
ヨガのアシュラム(道場)が大小様々点在していて、外国人でも気軽に参加できます。
時間がある方は数週間滞在することで、本場のヨガをじっくり満喫することができるでしょう。
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かのビートルズが滞在したアシュラムは現在廃墟ですが、ちょっとした観光地になっています。
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ガンジス河
リシケシの街はガンジス河沿いに栄えています。
街の中心部はごちゃごちゃしていて、安宿、ヨガのアシュラム、レストラン、日用品のバザールが所狭しと並んでいます。
ガンジス河にかかる橋のひとつ「ラクシュマン・ジューラー橋」を渡ると、ヒンドゥー教の聖地らしい、より混沌とした街並みが広がっています。
川沿いのガート(沐浴場)では沐浴をしたり、洗濯をしたり、お祈りの儀式をしたりで常に人々がたくさん集まっています。
13階建ての寺院
ガンジス河沿いに立つヒンドゥー教の寺院で、13階建てです。
ぐるぐると階段を昇っていくと、途中にヒンドゥー教の様々な神様が祀ってあり、なかなか興味深い建物です。
上まで登るとリシケシの街を一望できる素敵な風景が広がっています。
ハリドワール
ハリ・キ・パイリー(ヴィシュヌの足跡)
山岳部を流れてきたガンジス河が平地に出る場所としてハリドワールは聖地として扱われています。そのため、インド各地から巡礼に訪れる方が絶えません。
人々が集まるのは街の中心にあるガート(沐浴場)「ハリ・キ・パイリー(ヴィシュヌの足跡)」です。
流れが速いところでは鎖を命綱のように体に巻き付けて沐浴する方もいます。
ガンジス河と言えばバラナシが有名ですが、ここハリドワールの方がかなり上流にあるため、水質はきれいです。沐浴をするなら断然こちらがお勧めです!!
ただし、流れが急なところもあるので注意して入ってみてください。
モーティー・バザール
日用品が売っている市場です。ガンジス河の水を持ち帰るポリタンクや真鍮製の入れ物やお供え物など、宗教色の強い物も売っていて、見て歩くだけでも楽しい市場です。
ヨガの聖地リシケシとヒンドゥー教の聖地ハリドワール インド・ガンジス河沿いに広がる混沌のまとめ
今回、ご紹介した二つの街は一般的な観光地ではありませんでしたが、いかがだったでしょうか。
個人的にガンジス河が大好きで、そこに集まる人々を見るのも大好きなのでご紹介しました。
インドでもコロナ感染者は数多く出ていますが、今でもこういう聖地には人が多く集まっているのでしょうかね。
いつの日か、またこういう密になっているところでもマスクもつけず気にせず歩ける日常が戻ってくることを願っています。
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