たびはれさんの脳内トラベル

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元添乗員がおすすめする海外作家の絵本 その⑥『ちきゅう 45おく 4,000まんねんの おもいで』ヒューストン宇宙センターについても紹介

こんにちは!

たびはれです。

 

子供の将来なりたい職業に、最近「宇宙飛行士」ってあまり見ないですね。

以前は人気があったようですが、アメリカでも人気が下がり、今はユーチューバーが人気だそうです。

 

しかし、子供は宇宙へのあこがれは抱くもの。

スターウォーズが不動の人気なのにはそういった要素もあるかもしれないな、と思います。

たびはれキッズも、一度も見たことないスターウォーズに漠然とした憧れを抱いています(笑)

 

 

今回はたびはれおすすめ絵本の第6弾!

『ちきゅう 45おく 4,000まんねんの おもいで』についてご紹介します!

 

前々回にご紹介した『熱気球 はじめてものがたり』とジャンルは似ている気がします。

事実であり、科学や地学といった理系のお勉強系。

お勉強系というと固く感じるかもしれませんが、子供に分かりやすく、視覚でも楽しめる絵本です。

 

今年の5月末には世界初、有人の民間宇宙ロケットが宇宙ステーションに到着しましたよね。

まだまだ未知な宇宙はどこか神秘的で、どこか恐ろしい。

たびはれキッズ達は興味はあるけど怖い、という気持ちのようです。

そんな宇宙をかわいいタッチのイラストともに紹介してくれる絵本です!

 

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目次

 

絵本『ちきゅう 45おく 4,000まんねんの おもいで』の基本情報

 

まずはこの絵本の基本情報をご紹介します。

  • タイトル:ちきゅう 45おく 4,000まんねんの おもいで(英:EARTH! MY FIRST 4.54 BILLION YEARS)
  • 原作:ステイシー・マカナルティー(Stacy McAnulty)
  • 絵:デイビッド・リッチフィールド(David Litchfield)
  • 訳:千葉 茂樹(ちば しげき)
  • 監修:渡部 潤一(国立天文台教授)
  • 発行者:野村 敦司
  • 発行所:株式会社 小学館

 

作者プロフィール

  • 名前:ステイシー・マカナルティー(Stacy McAnulty)
  • 出身:アメリカ ニューヨーク州
  • 出身校:バッファロー大学
  • 経歴等:大学で機械工学を学び、卒業後はB / E Aerospaceにてエンジニアとして働く。2014年にエンジニアをやめ、執筆業へ。現在は夫と子供3人、犬3匹と共にノースカロライナに住んでいる。主な著絵本「たいよう 1,000おくに ひとつの たいせつな ほし」や「つき ちきゅうの いちばんの ともだち」がある。

参照ページ:

www.stacymcanulty.com

 

 

イラストレータープロフィール

  • 名前: デイビッド・リッチフィールド(David Litchfield)
  • 出身地:イギリス
  • 経歴等:幼いころから絵を描き、雑誌や新聞の挿絵、Tシャツのイラストなど活躍の場を広げている。

公式インスタグラムより↓↓↓

 
 
 
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 参照ページ:

www.davidlitchfieldillustration.com

 

訳者プロフィール

  •  名前:千葉 茂樹(ちば しげき)
  • 生年月日:1959年生まれ
  • 出身地:北海道
  • 出身校:国際基督教大学
  • 経歴等:大学卒業後は児童書編集者を経て翻訳家に。主な訳書に『スター・ガール』、『スキャット』、『彼の手は語りつぐ』、『雲じゃらしの時間』などがある。

 

参照ページ:

www.ehonnavi.net

 

 

ウエズレーの国

ウエズレーの国

 
あたまにつまった石ころが

あたまにつまった石ころが

 

 

絵本『ちきゅう 45おく 4,000まんねんの おもいで』はここが面白い!

裏表紙にも記載されているのですが、この本の面白い点は、「ちきゅう」が主役で「ちきゅう」が教えてくれるところにあります。

 

「ちきゅう」を中心に語られる宇宙の世界は、火星や金星などをちきゅうの兄弟と表していたり、「つき」を一番の友達と表現したりしていて、とても親しみやすく書かれています。

 

訳文がとてもやわらかい話口調の表現となっており、優しいち地球、というイメージがわきます。

 

そんな中、自転や公転についてもさらり、と描かれていたり、ちきゅうが誕生した歴史がイラスト共にわかりやすく描かれていたりします。

 

生き物の誕生や氷河期についてもかかれて、最後の3ページは「人間」について書かれています。

 

にんげんははじめて地球を知ろうとした生き物である、と。

人間が時に「ちきゅう」に乱暴したりする事実も隠さず伝えており、最後は地球を大事にして、というメッセージが「ちきゅう」から発せられて締めくくられています。

 

新型コロナが発生して世界中がロックダウンし、空気がきれいになった、なんてニュースを見ましたよね。

今だからこそ子供に読んであげたい1冊かなぁとも思います。

宇宙への興味、自分たちが住んでいるこの地球への興味をさりげなく引き出せる1冊です!

 

ヒューストン宇宙センターのみどころ

さて、ここからは簡単にヒューストンの宇宙センターについてご紹介します。

 

宇宙センターとは?

 
 
 
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宇宙センターとは、俗に宇宙に関する活動に従事する施設の総称をいいます。

そして、アメリカ国内にはヒューストンだけでなく各地に様々な施設があります。

 

  • ケネディ宇宙センター(フロリダ州ケープカナベラル):射場施設
  • ゴダード宇宙飛行センター(メリーランド州グリーンベルト):研究施設
  • ジョンソン宇宙センター(テキサス州ヒューストン):運用管制・飛行士訓練施設
  • ジョン・C・ステニス宇宙センター(ミシシッピ州ハンコック郡):試験施設
  • マーシャル宇宙飛行センター(アラバマ州ハンツビル):研究施設

引用:Wikipedia

 

 

ヒューストンにあるジョンソン宇宙センターのみどころ

ヒューストンにあるジョンソン宇宙センターはアメリカの宇宙開発施設でも重要な場所で、月面着陸でお馴染みのアポロ計画の際に開発された、史上最大のロケット「サターンV」の展示やアメリカの宇宙開発の歴史を知ることができる人気観光スポットです。

 

この宇宙センターには、宇宙に関するギャラリーの他に、宇宙飛行士訓練センターなどを見学できるツアーもあります。

訓練用の宇宙ステーションなどもあり、実際に宇宙で使用しているものの展示などもあり、子供も大人も楽しめる場所です!

 

NASAが開発中の新有人宇宙船オリオンも見られます。

 
 
 
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宇宙飛行士の訓練場。

 
 
 
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元添乗員がおすすめする海外作家の絵本 その⑥『ちきゅう 45おく 4,000まんねんの おもいで』ヒューストン宇宙センターについても紹介のまとめ

表紙のイラストから癒される絵本『ちきゅう 45おく 4,000まんねんの おもいで』と、ヒューストンのジョンソン宇宙センターについて少しご紹介しました。

 

たびはれ夫婦は完全に文系で、理系の話をうまく生活に取り込むことが苦手です・・。

でも、こういった絵本は私自身とても面白い!

子供と一緒になって「へーーそうなんだ!」とか「だから地球には朝と夜があるんだよ」など、自然と普段の生活の小さな疑問に答えられる絵本です。

 

3~4歳になると子供ってすごい質問してきますよね。

なんでなんで?とどこまでも(笑)

自分が弱い分野については一緒になんでだろう、と私は考えこんじゃうのですが、子供が納得できるような絵本に出会えると素敵だなと思います。

 

この絵本は地球や宇宙について、簡単にでも事実を教えてくれる絵本でした。

地球に興味を持ったお子さんお子さんにも、地球というものを教えたいなぁというお父さんお母さんにもおすすめできる1冊です!!