たびはれさんの脳内トラベル

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妖精の煙突?!トルコの世界遺産、カッパドキアを紹介!

メルハバ!(トルコ語でこんにちは)

たびはれです。

 

ここ最近はキャンプに行きたくてうずうずたびはれ一家。

来週の週末お天気がよさそうなので、今年度初の泊キャンプを予定しています!

キャンプ場についてまた別の記事でご紹介する予定です。

 

さて、今回は、まったくキャンプとは関係のない(笑)、トルコの世界遺産であるカッパドキアについてご紹介したいと思います。

 

先日イランのカッパドキア、キャンドバーン村をご紹介しましたが、壮大さとしてはやはり本場トルコのカッパドキアにはかないません。

 

妖精の煙突とも呼ばれる奇岩群が、異世界間をだしまくっている、幻想的な世界でたびはれも大好きな場所の1つです。

 

今回はカッパドキアの見どころ、おすすめポイントなどをまとめてみました。

 

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目次

 

トルコの世界遺産、カッパドキアはどこにあるの?

カッパドキアはトルコの大都市イスタンブールからは南東、国内のちょうど真ん中あたりにのアナトリア高原に位置しています。

この辺りは半乾燥地帯で、どちらかというと景色は茶色なエリア。

 

カッパドキアは世界遺産の中の自然遺産と文化遺産の基準を満たす複合遺産となっています。

そのエリアは南北に約50キロほど。

見どころの奇岩たちが点在しています。

 

ちなみにこの辺りの観光のシーズンは春か秋ごろがベストです。

夏は暑くはなりますが、乾燥しているので日陰に入ればひんやり。朝晩も気温が下がります。

冬は雪が降るほど、積もるほど寒くなります!!!

雪景色のカッパドキアを見たい方は冬に行ってみましょう。

 

  

アクセス方法

トルコへ旅行に行く際は、大抵日本からまずイスタンブールに飛びます。

カッパドキアまでは、イスタンブールから国内線に乗ってカイセリ空港かネヴシェヒル空港まで行きます。

イスタンブールからは約1時間半。

バスや鉄道で行くことも可能ですが、10時間以上時間がかかるので、効率的にトルコ旅行をするなら断然国内線がおすすめです。

 

ちなみに観光の拠点となるギョレメやユルギュップ、ウチヒサールへはカイセリよりもネヴシェヒルの方が近く、ネヴシェヒルから車で約40分ほどで行けます。

 

滞在するならばギョレメがおすすめ。

お土産屋さんやレストランなどがあり、観光地として一番栄えています。

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街のレストラン

 そしてここからが重要!

カッパドキアの奇岩群は一つ一つが結構離れていて、カッパドキアを効率よく観光するには確実な足が必要!

日本からカッパドキアが組み込まれたツアーに参加していれば安心ですが、個人で行かれる場合は現地ツアーに参加するのが無難です!

 

現地ツアー予約はこちらから↓↓

 

カッパドキアの歴史

カッパドキアはその奇岩群で有名ですが、そもそもどうしてこんな景観になったのでしょうか。

今から6千年前くらい、火山が噴火し、溶岩や火山灰があたりを覆いました。そして、古い地層の上に積もったそれらの凝灰岩が、その後長い年月をかけて、風化、浸食し、奇岩となりました。

 

そして、この奇岩群の景観の中に、ヒッタイト人やローマ人、キリスト教徒やイスラム教徒が時代の移り変わりとともにこの土地に住んできました。

そのため、ギョレメには岩窟教会が多数残っていたり、カイマクルやデリンクユには地下都市の跡が残っています!

 

こういった経緯からカッパドキアは『ギョレメ国立公園とカッパドキアの岩石群』として1985年に世界複合遺産として登録されました。

 

カッパドキアの見どころ

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奇岩群が点在しているカッパドキアの主な見どころをご紹介します。

どこも異世界、そして絶景が広がっています!!

 

①ギョレメ野外博物館

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ギョレメ野外博物館の修道院

ギョレメ野外博物館は、カッパドキアへ行ったなら必ず訪れたい主要スポット。

ここには約30もの教会や修道院が残っていて、ギョレメがかつてこの地域のキリスト教文化の中心地であったことが伺えます。

聖堂内には鮮やかなフレスコ画が残っているところもあり、一見の価値ありです!

 
 
 
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②ローズバレー(クズルチュクル渓谷)

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夕日スポットとしても知られているローズバレー。

この谷はなぜローズバレーと呼ばれているかというと、お日様がどんどん沈んでいくにつれ赤く奇岩が染まっていくからなんです。

現地ツアーに参加するとうまく夕日の時間帯に連れて行ってもらえることも!

 

③パシャバー地区

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カッパドキアといえばこのきのこのような奇岩!

これが「妖精の煙突」と呼ばれている奇岩です。

なぜ、そう呼ばれたのか、キノコのような奇岩が建ち並んでいるこのエリアに、妖精が住んでいると信じられていたからです。

この煙突一つ一つに妖精が住んでいたら、と思うとなかなかファンタジー。

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きのこの奇岩。なんだか小さな家が乗っているみたいにも見えます。

 

④デヴレント谷

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イマジネーションの谷とも呼ばれるデヴレント谷。

こちら上の写真はこの谷の代表的な奇岩、ラクダの岩です。

言われたらすぐにわかりますよね!

自然の力でこうなったなんて本当に不思議。

カッパドキアには他にも動物に見える奇岩がたくさんあります。

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イルカに見える奇岩

 

⑤ウチヒサル城

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要塞ウチヒサル城周辺は洞窟住居もたくさんあり、カッパドキアらしい景色を見ることができます。

頂上は標高が1350m。

登ればカッパドキアの景色を一望することができます。

 

⑥カイマクル地下都市

 
 
 
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やはりカッパドキアの地下都市は一つは見ておきたいです。

カイマクル地下都市は、9世紀頃に作られた、イスラム勢から身を隠すためにキリスト教徒たちが作った都市です。

地下8階建て(!!)のこの地下都市、地下4階まで見学が可能です。

天井は低く、本当に身を隠すために造ったのだなぁと実感できます。

当時は多い時で約2万人が生活していたそうです!!

 

洞窟ホテルに泊まってみた!

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洞窟ホテルの客室内

カッパドキアに滞在するなら是非とも泊まってほしいのが洞窟ホテルです。

だいたいが元々洞窟住居だったものを改装したもの。

洞窟住居に住んでいる気分がすこーし味わえます。

何よりカッパドキア感が寝る時までずーーっとあるのは最高でした。

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ホテルの通路

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ホテルのテラスからの眺め

 

カッパドキアを上空から楽しめる気球ツアー

 

 
 
 
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世界各国で絶景の地にある気球ツアーは、ここトルコのカッパドキアにもあります!

だいたいが朝日を見るツアーとなっており、朝日に照らされる美しいカッパドキアの景色を見ることができます。

 

現地気球ツアーの予約はこちらから↓↓

 

 

妖精の煙突?!トルコの世界遺産、カッパドキアを紹介!のまとめ

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トルコの世界遺産であるカッパドキアは、奇岩群がいーーっぱいで、かつ歴史的な地下都市や修道院跡などを見ることができる大満足の観光スポットです。

歴史をしっかり勉強して、そのあとをたどるもよし。

奇岩群で沢山のSNS映えする写真を撮るのもよし。

ただただ異世界感にひたるのもまたよし、ですね!

 

トルコと言えばブルーモスクが有名ですし、トロイの木馬などのエフェス遺跡などのギリシャ文明の遺跡たちも有名ですよね。

 

そういったスポットとは全く違う顔を持つカッパドキアはトルコに行ったらマストで周ってほしい場所です。

トルコがたどってきた歴史の一部を目で見て学ぶことができます。

 

トルコへ行くならイスタンブールだけでなくカッパドキアやできればパムッカレまで足を延ばせるような余裕のある旅程が理想ですね。

 

世界では徐々に海外の受け入れを始めているところもありますね。

海外旅行に行ける日も近いのでしょうか。

 

まだまだ新型コロナウィルス、油断なりませんが、海外旅行に行けるその時まで、脳内でトラベルしましょう~

旅する心は忘れたくない!!

 

それでは本日もテッシェキュル エデリム!(トルコ語でありがとうございます)

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トルコで見た腹踊り!w