たびはれさんの脳内トラベル

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元添乗員がおすすめする海外作家の絵本 その⑤『ちいさなワオキツネザルのおはなし』ワオキツネザルの生息地マダガスカルも紹介

こんにちは!

たびはれです。

 

気温が上がったり下がったり、まさに季節の変わり目ですね。

子供たちは季節の変わり目、大抵鼻水をたらし、しまいには熱を出します。

納豆食べて元気に過ごしたいところです。(たびはれは食べません(笑))

 

さて、本日は海外作家の絵本紹介第5弾。

かわいいワオキツネザルのお話です。

ワオキツネザル、というと映画『マダガスカル』に出てきてからなんだか身近になった気がします。

 

日本からは遠い、アフリカのマダガスカルに住んでいるお猿さんなのですよね。

 

今回は、絵本の紹介と共に、ワオキツネザルの故郷であるマダガスカルについても少し触れたいと思います!!

 

目次

 

マダガスカル (吹替版)

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マダガスカル3 (吹替版)

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マダガスカル2 (吹替版)

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  • 発売日: 2018/02/01
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絵本『ちいさなワオキツネザルのおはなし』の基本情報

 

まずはこちらの絵本の基本情報から。

  • タイトル:ちいさなワオキツネザルのおはなし(英題:The Lemur's Tale)
  • 作者:オフィーリア・レッドパス(Ophelia Redpath)
  • 訳者:松波 佐知子(まつなみ さちこ)
  • 発行人:平野 健一
  • 発行所:株式会社徳間書店

 

作者プロフィール

次に作者であるオフィーリアさんについて簡単にプロフィールをご紹介します。

  • 名前:オフィーリア・レッドパス(Ophelia Redpath)
  • 生年月日:1965年生まれ
  • 出身地:イギリス ケンブリッジ
  • 経歴等:イギリスで活躍する画家。CCATのアートファンデーションコースで学んだ後、ホーマートンカレッジにて音楽と教育も学ぶ。その後画家として活動。現在もケンブリッジに住んでおり、『ちいさなワオキツネザル』は彼女の祖父が描いた大富豪がワオキツネザルを抱いている肖像画を元に作られた、彼女の初めての絵本作品。

参照ページ:

opheliaredpath.com

 

 

訳者プロフィール

次は翻訳者の松波さんを簡単にご紹介します。

  • 名前:松波 佐知子(まつなみ さちこ)
  • 出身地:神奈川県
  • 出身校:青山学院女子短期大学
  • 経歴等:メーカーや版権エージェントに勤務ののち、1999年よりフリーランスの翻訳家として活動。2016年から写真家としても活動。訳書に『マンゴーとバンバン バクのバンバン 船にのる』や『マンゴーとバンバン バクのバンバン 町にきた』、『犬ロボ、売ります』、『ねこのパンやさん』、『池のほとりのなかまたち』などがある。

 

参照ページ:

meetsmore.com

 

絵本『ちいさなワオキツネザルのおはなし』のおすすめポイント

 

まずは大まかな内容を出版者からの紹介文でご覧ください。

 

ふるさとのマダガスカルからとおい北のまちまでつれてこられてしまった、ちいさなワオキツネザル。まちにでたワオキツネザルは、一軒の家を気に入って、もぐりこみました。一方、家の人たちは、食べ物や花が少しずつなくなっていることに気づき…? イギリスを中心に活躍する画家が初めて手がけた絵本。ユーモラスで心あたたまるおはなしです。2014年ケイト・グリーナウェイ賞候補作。

引用元:絵本ナビ 

 

作家であるオフィーリアさんは、画家として活躍されている方で、彼女の祖父母が画家であったことから、影響を受けて画家になったそうです。

そして、プロフィールの部分にも少し書きましたが、祖父のレオナルド・キャンベル・テイラーが描いた1枚の肖像画が元となってこの絵本は出来上がりました。

その肖像画は、大富豪スティーブン&ヴァージニア:コートールド夫妻の肖像画で、その手にはワオキツネザルが抱かれているものでした。

 

絵本の見どころはなんといっても、色鮮やかなイラスト。

ワオキツネザルが隠れているところはモノトーンで描かれていたり、めくっているだけでもシーンが想像つくようなつくりになっています。

さらに、登場人物が驚いていたり、子供がベッドに飛び込んで泣き出してしまうシーンなどは、躍動感あふれるイラストになっています。

登場人物の表情や色合いで、その感情が見事に表現されているなと素人ながら思いました。

母親と子供が向き合って、母親がこどもに謝るところは優しさと愛が溢れているように見えます。

 

そしてそこにスパイスのように現れたワオキツネザルがなんとも魅力的。

 

子供たちが物語にのめりこんでしまうのも納得できます。

家族の温かさみたいなものはもちろん、ワオキツネザルのちょっとした大冒険、といった両サイドから見られる絵本です。

 

ワオキツネザルのホームカントリー、マダガスカルってどこにある?

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まずはマダガスカルがどこにあるのか、地図で見てみましょう!

 

マダガスカルは、アフリカの南部、インド洋に浮かぶ島国です。

映画『マダガスカル』を見た人は、おそらくワオキツネザルの印象が強いのではないかと思いますが、美しいビーチリゾートやバオバブの並木道なども有名です。

 

首都はアンタナナリボ。

日本からは直行便がないため、アフリカの都市やヨーロッパの都市を経由して行くのが一般的です。

片道およそ22時間!!

乗り継ぎ等によってはそれ以上かかることもあります。

 

ワオキツネザルがたくさん見られる『レミューズパーク』

今回の絵本に出てきたワオキツネザルを存分に見ることができるレミューズパークを紹介します。

首都アンタナナリボから車で約30分と、リゾート地をメインに来た人でも行きやすい場所にあります。

ここは日本人とフランス人が共同で経営している場所で、広さ約4ヘクタールの園内にワオキツネザルを中心とした様々なキツネザルに出会えます!!

自然保護区等に足を延ばせない方にもおすすめの場所です。

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ベローシファカ

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ワオキツネザル

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ワオキツネザル

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コクレルシファカ

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元添乗員がおすすめする海外作家の絵本 その⑤『ちいさなワオキツネザルのおはなし』ワオキツネザルの生息地マダガスカルも紹介のまとめ

画家であるオフィーリアさんの初の絵本として出版された『ちいさなワオキツネザルのおはなし』、そしてそのワオキツネザルの故郷であるマダガスカルをほんのすこーしだけ、ご紹介しました。

 

映画『マダガスカル』も面白くて大好きですが、マダガスカルにしかない景色や、そこにしかいない動物たちをこの目で見るのはまた違った感動があります。

 

絵本を読んだ後に、マダガスカルって国があって、そこには本当にこのお猿さんが住んでるんだよーと子供に話せるといいですよね。

世界地図をうちは子供部屋にはっているのですが、どこにあるのか、日本からはどの方角どれくらい離れているのか、なんて話すのも知識になっていいですよね。

 

たびはれは田舎が好きです。

でも、田舎にいる人の中には県外に出たことがない人もいます。

悪いことではないのですが、時として考え方までとても狭い範囲で考えてしまう人もいます。

いろんな世界を知ること、いろんな人がいること、いろんな考え方があること、そういった世界の様々なことを知る入り口を作ってあげられるのは親なのかなぁなんて思いながら過ごしています。

なかなか難しいですが・・・・。

 

本当に子育ては悩み悩み悩み悩み悩み・・・・・・・・

ばっかり!!!(笑)

 

でも子供の笑顔は最高の元気の源。

辛いことがあっても頑張れる気がします。

 

マダガスカル、有名なバオバブの並木道なども今後ご紹介したいと思います。

絶景です!!

お楽しみに!