元添乗員がおすすめする海外作家の絵本 その④『熱気球 はじめてものがたり』舞台となったベルサイユ宮殿も紹介!
こんにちは!
たびはれです。
たびはれはデイキャンプや泊まりキャンプの際、必ず1冊本を持っていきます。
本を読む時間って仕事や子育てをしていると実はなかなかとれない!
たびはれは現在在宅で仕事をしており、通勤時間、というのも無くなってしまいました。
以前はあったので、その時は電車のおともは本でした。
しかし出産をしてからというもの、本当に時間を意識して作らないと本がなかなか読めなくなってしまいました。
なので、デイキャンプなどに行く際は必ず持っていき、子供たちが遊んでいる間ゆったり外の気持ちの良い風の中で読むようにしています。
今回は海外作家絵本紹介の第四弾。
たびはれキッズ㊦がランダムチョイスした物なのですが、たびはれキッズ㊤がトーーーっても気に入った一冊です。
そしてその絵本の舞台となったベルサイユ宮殿についても簡単にご紹介したいと思います。
目次
- 絵本『熱気球 はじめてものがたり』の基本情報
- 絵本『熱気球 はじめてものがたり』はここが面白い!
- 絵本の舞台となったベルサイユ宮殿ってどこにあるの?
- ベルサイユ宮殿の歴史
- ベルサイユ宮殿のみどころ
- 元添乗員がおすすめする海外作家の絵本 その④『熱気球 はじめてものがたり』舞台となったベルサイユ宮殿も紹介!のまとめ
絵本『熱気球 はじめてものがたり』の基本情報
まずはこちらの絵本の基本情報から。
- タイトル:熱気球 はじめてものがたり(英題:HOT AIR)
- 作者:マージョリー・プライスマン(Mariprie Priceman)
- 訳者:福本 友美子(ふくもと ゆみこ)
- 発行者:武藤 英夫
- 発行所:株式会社フレーベル館
- 印刷所:凸版印刷株式会社
作者プロフィール
次に作者のマージョリーさんについて簡単にご紹介します。
- 名前:マージョリー・プライスマン(Mariprie Priceman)
- 生年月日:1958年生まれ
- 出身地:アメリカ ニューヨーク
- 経歴等:1995年に出した『ツィン!ツィン!ツィン!おたのしみのはじまりはじまり』がコールデコット オナー賞及びニューヨークタイムズ ベストイラスト賞を受賞。その他の作品に『そんなこともあるかもね』、『ケーキやさんのゆうれい』などがある。
参照ページ:
訳者プロフィール
続きまして日本語に翻訳した訳者さんをご紹介します。
- 名前:福本 友美子(ふくもと ゆみこ)
- 生年月日:1951年生まれ
- 出身地:東京
- 出身校:慶応義塾大学
- 経歴等:大学卒業後は公共図書館勤務、そののち、児童書の研究や翻訳に取り組む。代表的な訳本に『としょかんライオン』、『ないしょのおともだち』、『いっしょにおつかい』などがある。
参照ページ:
絵本『熱気球 はじめてものがたり』はここが面白い!
あらすじ
絵本『熱気球 はじめてものがたり』のあらすじを出版社はこの様に紹介しています
動物を乗せた初の熱気球実験飛行を描いた絵本。無事着陸するまでの動物たちの挌闘振りが愉快。巻末には気球誕生の歴史を掲載。
引用:絵本ナビ
こちらの絵本ですが、絵本ナビによると対象が小学校低学年から、となっています。
確かにこの絵本、熱気球の実話に基づく、ちょっと歴史を話すようなそんな始まり方をしています。
冒頭6ページほどはイントロダクション。
結構字も詰まっています。
歴史上の人物、ルイ16世とかマリー・アントワネットとかの名前も飛び出し、我が家の子供たちはちょっと「?」が浮かんでいたように見えました。
が、
7ページ目以降、字ががくん、、、、と減ります!!
そしてほぼイラストのみで物語が進んでいくのです。
主役は人間ではない!?
主役はアヒルとヒツジとオンドリ!!
ゆうかんな飛行士として熱気球にのせられた3匹の大冒険のお話なのです。
その大冒険の様子がとても色鮮やかなイラストでコミカルに描かれています。
ページをめくるたびにくいついて眺めるたびはれキッズ。
壮大で、ほんと?!うそーー!?と思えるような内容になっています。
驚きと感動、そしてそれが史実に基づいてるという事実に親子ともども感動してしまいました。
モンゴルフィエ兄弟が熱気球を発明するまでの過程
裏表紙の内側にはモンゴルフィエ兄弟が実際に熱気球を作るまで、を時系列+イラストで描いてあり、とっても興味深い!!!
たびはれキッズ㊤は将来の夢が「発明家」なのですが、もう完全にとりこになっていました!
自分が借りた本ではないと手を出さないたびはれキッズたち。
なのに、今回に限っては自ら㊦が借りたこの絵本をじーーーーーーーっと眺めていたのです。
科学や実験にとても興味のある㊤。
何かいい刺激になる習い事はないものか、、、と悩み中でもあります(笑)。
熱気球はそんなに身近なものではないかも知れませんが、子供が世の中にこんな乗り物がある!と知れる良い本でした。
そして何より、発明家はこうやって気球を作ったんだということが乗っており、コミカルで楽しいお話の後、知識として得られる内容がわかりやすくイラスト共に描いてあったのもとてもよかったです。
たびはれ自身、とても勉強になりました。
まだ科学や物理なんてノータッチという幼稚園児たちにもとってもおすすめです!
絵本の舞台となったベルサイユ宮殿ってどこにあるの?
世界中の誰もが、おそらく一度は耳にし、行ったことがなくとも、ふんわりとその豪華絢爛さを知っているベルサイユ宮殿。
フランスは、パリの郊外にその宮殿はあります。
パリからはおよそ22キロ離れており、アクセスするには、鉄道で行く方法とメトロとバスを乗り継いで行く方法があります。
ベルサイユ宮殿の歴史
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元々ルイ13世の狩猟用の邸宅だったものを、ルイ14世が1661年に「有史以来、最も大きく、最も豪華な宮殿を!」という一言で増築が繰り返されて出来上がったものがベルサイユ宮殿です。
ルイ14世をはじめとした王族および臣下や使用人たちが暮らすための宮殿であり、生活のすべてが絶対王政のためにあったんだとか。
絵本にも名前が登場した有名な女王、マリー・アントワネットもここで生活していました。
当時は宮殿の庭園に一般も民衆も入ることができ、その豪華絢爛な宮殿を見ることで、王の力の大きさを感じたそうです。
その後ナポレオン1世の時代に増築、1789年にはフランス革命の舞台となり、さらに1837年ルイ・フィリップ王子の時代にフランス歴史博物館となりました。
1919年には第一次世界大戦終結のために結ばれたベルサイユ条約が締結された場所となり、1979年に世界遺産に登録されました。
歴史をみるだけでもすごい場所ですよね。
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ベルサイユ宮殿のみどころ
次にこの豪華絢爛なベルサイユ宮殿のみどころを簡単にご紹介します。
見どころ①鏡の回廊
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ベルサイユ宮殿のハイライトとも言える豪華なで最も壮麗な場所です。
大回廊は全長73メートル。そこに当時かなり高価なものであった鏡が300枚以上も使われています!!
見どころ②王の寝室と王妃の寝室
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王の寝室は王の寝室及び執務室であったそう。
王妃の寝室は歴代の王妃たちの寝室で、現在公開されているのは、マリー・アントワネットの時代のものだそうです。
見どころ③庭園
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天才造園家アンドレ・ル・ノートルによって造られた、フランス式庭園の最高傑作です。
庭の面積はなんと800ヘクタール以上!
観光にはプチトランと呼ばれるミニバスを利用しましょう!
豪華絢爛で、広大なベルサイユ宮殿は見どころはもっともっとありますが、今回は簡単にご紹介しました。
広すぎて周りきれなかった、という人もいるので、個人で行かれる場合には現地ツアー参加が効率的です!
元添乗員がおすすめする海外作家の絵本 その④『熱気球 はじめてものがたり』舞台となったベルサイユ宮殿も紹介!のまとめ
絵本『熱気球 はじめてものがたり』、および舞台となったベルサイユ宮殿についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
気球ツアーは世界中、様々な場所で行われている、現在ではメジャーな観光の乗り物ですよね。
その始まりについて、そしてその発明者についても子供が見て学べるとても良い絵本だなぁと感じました。
がっつり文系のたびはれは、科学や理系のことに興味を持ってもらいたくても、つっかかりがわからずでしたが、こういった絵本に出会えたのはとてもよかったな、と思いました。
いつか子供と一緒に気球に乗って、この絵本のことを思いかえせたらいいなと、一つ夢ができたたびはれでした。
長くなってしまいましたが、本日もお読みいただきありがとうございました!