シルクロードの青の国、ウズベキスタン。
アッサラームアレイコム!
たびはれです。
前回はアフリカのケニア。そこからとびまして中央アジアの国ウズベキスタンを紹介します。
お仕事で何度か訪れたことがある私のお気に入りの国でもあります。
なぜでしょうか、イスラム色の強い国ってとてもエキゾチックで惹かれます。
ウズベキスタンにはどのようなイメージがあるでしょうか。
パキスタンやタジキスタン、キルギスタンなど、他のスタンとつく国と区別がつかない!という方もいらっしゃるかもしれませんね。
実際私も訪れるまではどこにあるのか、どんな国なのかもちろん知りませんでした。
シルクロードの中継点として栄えた国、ウズベキスタンはその歴史も文化も古く、美しい伝統工芸なども存在します。
各地に歴史的建造物や遺跡が点在し、古くからある街並みの散策も楽しい場所です。
今回はそんな魅惑の国ウズベキスタンについてご紹介します。
旅をしたいという気持ちはずっと持っていたいですね!
目次
ウズベキスタンってどこ?
地図を見てわかるように、ウズベキスタンは周囲をタジキスタン、キルギス、カザフスタン、トルクメニスタンに挟まれています。
さらに東の方には中国、北の方にはロシアといった大国も近く、旧ソ連を構成した国の1つでもありました。
国内は8割型ウズベク人と呼ばれる人種が居住していますが、その他にロシア人やカザフ人などもいます。
行ってみて感じたことは、特に首都タシケントに関して、ロシア語を主に話す人とウズベク語を主に話す人とで大まかに分かれていたように思います。
やはり旧ソ連国、といった感じですね。
首都タシケントは近代的な高層ビルと、歴史的な建造物が入り混じったとても不思議な景観をしています。
しかも歴史ある建造物は日本ではあまり見ないドームを持ったモスクなどなため、より風情ある街並みとなっています。
また市内には地下鉄が走っており、度の駅もとってもきれい!
観光客でも注意さえしていれば利用できます。
ウズベキスタンへ行く方法。ビザは必要?
ウズベキスタンへは成田空港からウズベキスタン航空で首都タシケントまで直行便が運航されています。
また、韓国などで乗り継いでいく方法もあるので、アジアもちょこっと除きながら行くことも可能です。
またウズベキスタンへとおずれる際のビザですが、2018年2月から30日以内の観光であればビザなしで行けるようになりました。
詳しい条件については駐日ウズベキスタン大使館のホームページを確認してくださいね。
2018年2月3日付ウズベキスタン共和国大統領令に基づき、2018年2月10日より下記の国籍の保有者につきましては、入国日から30日間までの滞在に限り、ウズベキスタン査証が免除される運びとなりました。
査証免除適用国:日本国、大韓民国、イスラエル国、インドネシア共和国、マレーシア、シンガポール共和国、トルコ共和国
駐日ウズベキスタン大使館のホームページより
ウズベキスタンのベストシーズン
ウズベキスタン、気候についてはどんなイメージがありますか?
私自身、シルクロードの中継地点=砂漠が広がる=暑い!なんて単純に思っていました。
が、
夏はとにかく暑いです。
日中の日差しはとても強く気温も40度近く上がります。
本当に暑い。
気を抜くと熱中症になってしまうので、水分補給は必須です。
ただし、砂漠などもあるウズベキスタンは日本と比べて乾燥しており、日陰に行くとひんやり感じることもあります。
また早朝や日が暮れたあとは涼しく感じることも。
ただし都市によって多少の違いはありますので、実際に行かれる方はエアコンがきちんと完備されている宿泊施設を選ぶ方が無難です。
逆に冬はとっても寒くなります。
気温がマイナスになることも。
観光に適しているのは気候が比較的安定しいて、暑すぎない、寒すぎない春や秋が適しています。
どの時期も寒暖差があるため、羽織るものは必要。
また、春でも日中の日差しは強いため日焼け止めや帽子などの日よけ対策があると安心ですね。
こんなことを書いていると旅の準備をして今すぐにでも行きたくなっちゃいますね(笑)
ウズベキスタンの観光都市
ここからはウズベキスタンの主な観光地をご紹介します。
360度すべてをご紹介するのは難しいですが、写真の中の街並みにぜひ自分の身を置いてみてください。(頭の中で~)
タシケント
首都なので他の都市に比べ、高層ビルなどもあり人口も一番多い町です。
旧ソ連の面影を残している建物も多く、その中に歴史的なモスクなどが点在しています。
おすすめはこちら、ナヴォイ・オペラ・劇場。
1947年に完成した1500人ほどを収容できる劇場でなのですが、一見シンプルな建物に見えつつ、実は日本人がかかわっている建物というところがポイントです。
第二次世界大戦後に抑留されていた旧日本兵に造らせたもので、劇場の外側には日本語で書かれたプレートもあります。
内装も素晴らしいらしいのですが、私は入れたことがありません・・・。
日本人とウズベキスタンとの関わりあいに思いをはせながら見学できる場所です。
ヒヴァ
首都タシケントから西に750キロも離れた場所にあるウズベキスタンの古都です。
砂漠に囲まれた都市はまさにシルクロードの中継点!
内壁と外壁という2つの城壁で守られた町は、内壁に囲まれたイチャン・カラ全体が見どころです。
未完と言われているカルタ・ミナルの存在感は来た人をタイムスリップしたような感覚にしてくれます。
美しい青いタイルが砂色の街でひと際目立っています。
イチャン・カラは徒歩で見学できるくらいの規模でありながら20のモスクや20のメドレセ、6基のミナレットがあり見どころがぎゅっとつまった場所です。
ブハラ
ブハラの街は個人的にウズベキスタンで一番好きな場所でもあります。
おすすめは昔ながらのタキと呼ばれるバザールです。
バザールの交差点の部分が丸屋根で覆われており、外観もかわいらしいです。
中には色鮮やかなウズベキスタンのお土産が立ち並び、旅行者がワクワクできる場所でもあります。
強い日差しをよけながらお土産を見て歩ける、なんだかゆったりと時間が流れている場所です。
また、ブハラにもたくさん歴史的建造物がありますが、ブハラのシンボルともいわれているカラーン・ミナレットは見ごたえがあります。
高さ46メートルもある塔で12世紀ごろに建てられたもの。
サマルカンド
ウズベキスタンを訪れる人の大半が、ここを目指すと言っても過言ではないウズベキスタン最大の観光都市、サマルカンド。
一番有名なのは何といってもレギスタン広場です。
広場を囲んで西側にはウズベク・メドレセ、その向かい側にシェルドル・メドレセ、正面にはティラカリ・メドレセが建っています。
どれも青のタイルが美しく、壁面の装飾や文様、ミナレットやアーチが美しい歴史的な建造物です。
夜にはライトアップされるこの広場は一日中観光客でにぎわっています。
青の国、ウズベキスタンのまとめ
どうでしたでしょうか。
私はもう行きたくて仕方ないーー
なので、とりあえず頭の中でウズベキスタンへ出発しようと思います。
新型コロナウィルスが世界的に流行してしまっている今、実際に旅に出掛けられなくても旅をしたい、旅をしていた時のウキウキやワクワクは忘れたくないですよね。
またいつか旅ができるときまで、脳内トラベルして心を豊かにしましょう!